岸田総理。スタート直後にもう軌道修正したようです。

岸田文雄首相は11日の衆院本会議で、株式売却益など金融所得への課税強化を先送りすると表明した。自民党総裁選では格差是正の一環で富裕層が増税となる金融所得課税の見直しを掲げたが、政権発足後からの株価の下落傾向と、31日投開票の衆院選や来夏の参院選を前に軌道修正。

 

新自由主義から脱却し、日本的な新しい資本主義を目指すと言われてたいと思うのですが、いきなり軌道修正されるとは。金融所得課税の見直しは新自由主義からの脱却政策を踏まえた時、重要な課題です。それを先送りとは残念どころか失望します

 

そして、山口環境相に続き、鈴木財務相も期待値ゼロとは。

 

財政健全化について「旗はしっかりと掲げ続けなければならない」と強調し、2025年度に基礎的財政収支(プライマリーバランス、PB)を黒字化する政府目標を「堅持する」と述べた。

 

「(PB黒字化の)目標年度を再確認する」としており、鈴木氏は「これに沿って財政健全化を進めていく必要がある」と述べた。

 

消費税率について、岸田首相は「10年程度は上げることは考えない」と述べている。

 

これでどうやってデフレ脱却出来るのでしょうか?

ほんとうに最悪の財務大臣です。

発表を聞いた時から嫌な予感はしていましたが、やっぱりでした。

 

因みに高市氏はインレ率2%までPB黒字化は凍結と言われていました。日本は国債を発行してもデフフォルトにはなりません。

ただでさえ厳しい状況にコロナ禍が重なった今。こんな考え方の大臣では日本は立ち直れないどころか更に沈んでしまいます

 

さらに、消費税についても「10年度は上げない」って、その次は増税するかもしれません。

いい加減にして欲しいです。


先の山口環境相といい、なんだか嫌な予感しかしません。

実は他にも心配な閣僚はまだまだ居るんです。

 

うーむ。如何ともし難いですね。