ワクチン接種も進み、感染者数も減少傾向ですが、変異種ミューも報告されており、まだまだ長引くことが予想されます。治療薬に関しては抗体カクテル療法と言う治療法が出てきていますが、それなりの設備が無いと受けられない状況なので、お手軽とは言えません。やはり既存の風邪の様に飲み薬が有れば状況は相当変わると思われます。

 

 そこで、一部で注目されているイベルメクチンについてはどうなのでしょうか?北里大学で治験をしている様ですが、なかなか進んでいないようで、結果はまだ分かりません。

 

 ネットの情報では、インドで感染者が激減したのはイベルメクチンによるものという事も言われていますが、実際にどうなのか調べようとしても、有力な情報は得られませんでした

 

 ネットでよく見る情報のなかでは、イベルメクチンは効果がありそうです。が、効果のある事が確認されたと言われた論文は、捏造箇所が多かったようで、取り下げられ、その後効果を示す論文は出ていないようです。

 

岡田先生のWEBも参照してみてください。

 スマホだと見られないかもしれないので、イベルメクチンの箇所を抜粋っします。

---------以下転載----------------

イベルメクチン
 いま世間の期待を集めているのはイベルメクチンという薬です。日本人が発見しノーベル賞受賞となった薬で、寄生虫を駆除する作用があり、ヒトよりも家畜用として広く使われてきました。

この薬を評価した、という論文が続々と発表されています。新薬などに注目が集まるたび、それを評価した論文が大量に発表されるのは世の常ですが、中には薬を売り込むための宣伝にすぎず、ねつ造に近いものもあったりします。そこで登場したのが「メタ(超)分析」という研究方法です。関係する論文を手あたり次第に集め、ずさんなものを排除した上で、総合評価をくだすものです。

イベルメクチンに関しては、8月8日現在で7つのメタ分析論文が発表されています。しかし、30年以上にわたって論文不正の調査研究を行ってきた私が、すべてに目を通してして感じたのは、以下のような疑念の数々でした。

・正式な論文、つまり専門家の審査を受けたのは2編しかない
・分析対象となったデータの多くが未発表
・2つのグループを公平に設定し、実薬とプラセボを割り当てて行われた試験が少ない
・そのようにして行われた試験でさえ、対象者が24~400人ときわめて少ない
・「死亡率を62パーセントも下げた」など、結論が不自然
・臨床試験を実施した地域が開発途上国に集中している

「開発途上国で臨床試験が行われた」ことに関しては、言及すべき歴史があります。2012年、ファーザー社がナイジェリアの子供たちに対し、親の承諾をえることなくモルモットのように抗生剤新薬の臨床試験を行い、同国の裁判所から賠償金を請求されたという事件があったことです。

このような状況の背景にあるのは常に論文不正であり、医学を混乱させる元凶となってきたのは、歴史が教えてくれるところです。8月に入り、科学専門誌「ネイチャー」に、この問題を告発した記事が掲載されました。内容は私の考察をはるかに超えるものでした。

イベルメクチンに関する全論文を子細に分析したところ、ねつ造や盗作のオンパレードであり、対象者がどんな人たちだったのかを検証することさえできない、ずさんさなものだった、というのです。主だった論文の共著者にインタビューしたところ、「不正はなかったと信ずるが、元データは見せられていない」と答えていたそうです。

以上から私の結論は、イベルメクチンの有効性を示すエビデンスはいまのところ存在しない、です。

いま誰もが有効と認める唯一の治療薬は、重症になった人にだけ用いられるデキサメタゾンです。ウイルスの増殖を止める薬ではなく、手がつけられなくなった激しい炎症を抑える一種のホルモン剤です。ヒトの体内でも作られているホルモンですから、理に適っているわけです。

---------ここまで------------

 

 怪情報としては、ワクチンに寄生虫が入っているので、それでイベルメクチンが効いたのかもしれない。などというものも有りました。

 

 科学的な情報が無く、効果があったと言われている国の情報もなかなか見つけられない状態なので、現時点では何とも言えないと思われます。

 

 そもそもイベルメクチンは抗寄生虫薬であり、Sars-Cov-2は別物のようにも思えます。 副作用も少ないとは聞きますが、添付書類を見ると安心して良いとも思えない記述もあります。もっとも、これは薬なので、患者さんに投与するわけですから、多少のリスクがあっても仕方ないかもしれません。

 

  イベルメクチンはネットの情報拡散により、品薄になっているようです。海外や、最近では日本でも個人輸入されてる方がいるようですが、これは薬ですので、使い方を間違えると最悪、死んでしまうかもしれません。

 また、イベルメクチンは動物に処方するものと人間用があり、動物用を誤って服用した場合、重篤なことになる可能性もあります。ですので、個人での輸入、医師の指導無しでの服用は危険だと思います。

 

 ここからは余談です。これは陰謀論的な視点になるのですが、グローバリストの戦略は常に両建てで行われて来ました。コロナで言えば、ワクチンと治療薬。となります。1番の目的はワクチンなので、最初はうちは治療薬は邪魔な存在となります。しかし、すでにワクチンに疑惑を持ち、接種しない人はいるわけです。ワクチンパスポートなどを導入して、強引に接種に持って行くやり方ももちろんありますし、他国では実行されています。そんな時、治療薬があれば、ワクチンを接種していない人が、陽性になったとき、薬があれば使われることになる可能性は大きいと思われます。

 

 そうです。ワクチンを拒んだ人は、薬で捕まえるどちらに転んでも彼らの望む方向へも行っていく。彼らの常套手段ですね。

 

               ↓この頂点にいる彼ら

 

               底辺に居る私達

 

ワクチンでも治療薬でも、どちらが消費されても彼らは儲かります。

 

マネー主義というのは、「お金」が全てであり、唯一絶対なんです。コロナの感染状況、死者数、ワクチン接種、データ(数字)は出ています。偏向報道に惑わされず、今の状況をゆっくり考えて見ることをおすすめします。