ネットで興味深い言葉を見つけました。

 

「人を騙す事は簡単だ。しかし、騙された人に騙されていることを気が付かせる事は難しい」

 

 言葉は正確に覚えていませんが、こんな主旨だったと思います。言い得て妙だなぁと思いました。

 

 人は最初に聞いた事を信用する傾向があるそうです。その最初に聞いたものが政府の発表だったり、NHKの報道だったりすれば、すんなり受け入れられるでしょうし、信用もするでしょう。

 

 日本人は素直ですし、人を疑いませんからその傾向はより強いと思われます。しかし、どんな人も間違う事は有ると思いますし、絶対に正しいとも限りません。

 

 例えば、今のコロナ禍。新型コロナは危険なウイルスで、感染したら重症化し、死んでしまうかもしれない。毎日感染者は爆発的に増えているし、死者も毎日報告される。怖い。大変だ。両親が危ない。子供が危ない。命を守ろう。

 

 そんな時、コロナは概念のプランデミックだ。イルミナティが仕組んだことだ。人類暗殺計画が始まった。ワクチンは毒だ。宇宙人が地球を狙っている。その他何でもあり。(笑)

 

 陰謀論って、SF映画みたいで面白いと思います。実際の恐怖を紛らわすために、現実逃避したい人にも受けそうです。

 

 今は政府の言っていること、TVで報道されている事と、ネットを中心に発信されている情報は真逆なこともあり、お互いがデマだと言あっている状態。何がホントで何がウソなのか。何を信じれば良いか分からないと言った感じでしょうか。

 

 嘘の情報を流す時、その大部分は真実として、1つ2つのウソを入れる。

 

 陰謀論(デマ)の中もその大部分は真実であるがデマも含まれる。

 

 自分の良識では考えられない真実もあると思われる。

 

 道徳、倫理、常識は自分だけが正しい訳ではなく、文化、文明と共に 地位域、環境、個人で様々であり、互いが自分は正しいと思っている。

 

 事実が認識している(信じている)情報と異なるとき、異なった情報が自分の常識外な事であったり、絵空事だと感じる様な場合、それは陰謀論として扱われる可能性が高いと思われます。しかし、事実と陰謀論は極めて近い部分が多いと思われ、それが真実を隠す手助けをしていると感じています。

 

 こんな時は一度立ち止まって、情報を整理したほうが良いと思います。客観的に考えるためには、ある程度正確なデータ、数値を見ることだと思います。

 

 そして、報道、情報をよく読み。矛盾は無いか?違和感を感じないか?その事象で特定の人にお金が行かないか。要は儲かる人がいるか?それは誰か?その意見を言っている人はそれにより利益を得るか。関係ないか。

 

 ひとつづつ整理すると見えてくるモノが有るように思います。