8月の15時頃の空気感がすきだの、2月の終わりがけまだ少し寒いあの時期の10時から11時ごろの空気感がすきだの、僕は結構細かく外気の変化を感じてそれを好む人間だ。

1人で登下校をしている時だとか、教室の休み時間窓を開けてうるさい教室の中で外気を吸い込んでいる時だとかに『あぁ、この空気感あのときあそこに行ったときに似てるな』だとか、『今日は春っぽい匂いがするなぁ』なんかと考えている。
そしてまるでその空気感に心酔してしまったように気分が上がって他のものが頭に入らなくなってくる。
そして何かの拍子に酔いがさめて現実に帰って来た時はあの小説を読み終わった時の感覚に似ている。

大体そのあとの授業やら勉強やらは異常にはかどる。
そんな自分を繊細で単純だといつも思う。

その時の空気感に酔いしれてモチベーションを左右される。
勿論教室の窓が開いていなくて2二酸化酸素ずくめだとモチベーションなんてものはゼロに近しいものになる。

こんなのは単純もしくは繊細若しくはそのどちらもとしか言えないだろう。
こんな風に言っているが僕は案外この性格が好きだ。
とても芸術を楽しむ人間には向いている性格であると思っている。

少し話は変わるが、先週国語の担当の先生が季節によって空気のにおいが違うと言った。
その言葉に何も思わずに頷いたが案外少数派だったらしい。
その先生にはとても喜ばれ、友人には少し馬鹿にされた。

皆さんはどうか?
空気に匂いはあるか?
なにもこの繊細さが正しいと主張しているわけじゃあない。
きっとこんなに繊細でもこういった少し皆とずれた楽しみはあろうと少し生きずらい、逆にこの繊細さがなければこういったささやかな楽しみはないかもしれないが生きやすいだろう。
どちらにもいいことがある。
繊細さんは自分の世界を、鈍感さんはみんなとの世界を楽しめばいいのだから。

あなたはどちら?