私は現代の教育なるものは

本当に必須なものはごく少数で、殆どが消えてしまう知識だと思っています。

基礎的な計算、読み書き、漢字などは必要で、それが学びたいかどうか判断するさわりだけやるべきで

それ以上は興味がある、希望に基づいたものの学習を専攻としてやるべきだと思います。

義務教育、で強化されるのは暗記能力、論理的思考能力が主ですね。暗記が８割といったところでしょうか。

しかし、ひたすら暗記をしたところで大人になると覚えたことの９割は忘れます。

受験勉強でやったこと、殆ど飛んでしまいますよね。

しかし、人間としての評価とは、暗記と論理的思考能力だけで見いだされるものでしょうか？

話すのがうまい人、優しい人、創造力が豊かな子これらは評価対象に入りませんね。

私は子供時代は大事な時期なのに、９割以上スッと忘れてしまうことのために勉強を行うのは、

「時間を浪費する行為である」と考えています。

大事な時期なのだから、本当に興味がある事　やりたいことに注力するべしと考えています。

太宰修は言いました　勉強は何のためにやるのか？

『学問なんて、覚えると同時に忘れてしまってもいいものなんだ。けれども、全部忘れてしまっても、その勉強の訓練の底に一つかみの砂金が残っているものだ。これだ。これが貴いのだ。勉強しなければいかん。』

いや、なんで一掴みの砂金にしなければならないのでしょうか？

小さいころから特定分野に興味があり、集中して勉強し続けた子供が「博士」としてちやほやされている番組がありますよね。

興味がないものを勉強させられた子供は全部忘れてしまって一掴みの砂金かもしれませんが

本気で好きなことに打ち込んだ子供は両手いっぱいの砂金を持っていますよね。ある分野に詳しくなり、そのまま職業に出来るかもしれません。本気で好きなことを勉強すると、忘れにくいです。学習効率は雲泥の差です。

世の中は

「分業」で出来ています。得意なことを、仕事に割り振ってやってますよね。

現代の教育だと、「均等」に、苦手をつぶすような教育をされます。なぜかというと工場で働けるような

均質な人材が求められるからです。（過去そのような人材が求められていた。）そこに個性は要らないのです。ですが、均等に、苦手をつぶしていく教育というのは

「分業」にあっていません。得意を伸ばしそれを仕事にし苦手な人に提供する方が求められることです。

たとえばイチローなどに「野球ばっかりしてないで、苦手な勉強をしなさい」と、言っていたらどうなるでしょう？

さかな君に対し　魚ばっかりじゃなくて古文も勉強しなさい、と言っていたらどうなっていたでしょうか？

やりたくもない、苦手なことに足を引っ張られて、時間を取られうまく能力が発揮できなかったかもしれません。

更に今ですと「我慢」をさせる一面、その比重が大きくなっています。

学校では黙食、友達ともしゃべってはダメ。休み時間も静かに。

など、牢獄とほぼ同じ所業を子供たちに行ってます。これをやっているのは日本、韓国、中国のみであり

マスクもしていない国家が殆ど。日本は既に遅れた少数派であるのです。（黙食は日本特有の所業）

感染症を言い訳にしていますが、これの意味は何かというと

理不尽で意味のない命令でも進んで聞くように、いわば「調教」を行っているのです。

狭い牢獄に押し込めて、耐えることこそが美徳とささやき、よくわからない命令に従うことが正義でそれが自由だと教え込んでいるのです。

学校で一番習うのは、道徳でも知識でもなくて、「服従」だと思う。
— 彩子/ゆいあ (@LibertaAyako) September 9, 2022

官邸HP資料　子どもへの方策

官邸は「子供を厳しく飼いならす」ことを目標に掲げています。

必要あるんだか分からない規則などの押し付けて抑制するのも

理不尽な命令に対し従順にさせるためのものです。

「子供を厳しく飼い慣らす」教育改革国民会議｜blackburn｜note上の画像は、下の首相官邸HPのものです。１．子どもへの方策www.kantei.go.jp これは、「平成１２年７月７日『教育改革国民会議』第１分科会（第４回）資料一人一人が取り組む人間性教育の具体策（委員発言の概要）」とのことです。「教育改革国民会議」とは、「教育改革について幅広い検討を行うために、当時の小渕恵三総理の決…

note.com

某不登校youtuber、ゆたぼんさんはご存じでしょうか？彼は本当にびっくりする頻度で、メディアに取り上げられ手ひどく叩かれています。ただの個人で、しかも１３歳の子供なんですがほぼ毎日のように各種メディアに一挙手一投足を、叩くことがなくても、親の仇のように批判して叩かれているさまに驚きます。

驚くことに車がパンクしただけでもそれを記事にして揶揄しています。

マスコミから異常な憎しみを持たれています。

これはなぜかというと「学校に行かない人」が自由で豊かな、学校に行かないよりも楽しい充実した日々を送っていると思われたくないからです。

既に収入をしっかりと稼ぎ、大人顔負けで生活していらっしゃいます。そこには義務教育という名の、貴重な時間をよくわからない、興味もない暗記ものでつぶされたり、個性が出ないようにされ抑制される事はありません。

今の教育というのはいわば、学歴という名のチケットが欲しい人だけが行くものになっていると考えます。

いい大学に行けばいい企業に入れて良い給料がもらえる。そのための資格を取るだけに行くものとなっています。

人間関係での勉強もゆたぼん氏のほうが様々な大人と交流され狭い教室よりも様々な経験を得られるように感じます

支配層は庶民に

狭苦しくて勉強する意義のよくわからない義務教育とやらに行って時間を使うより

本当に自分が興味があることを学んだり、仕事に直結するスキルを磨いたりビジネスを始めたりする方がよくない？

と判断されるのが怖いのです。

殆ど忘れてしまう興味のない事を覚えたとして生産性はあるのでしょうか？

あるとして、忘却して無くなってしまう興味がないことに対して

大事な子供時代を消費するだけの価値があるのでしょうか？

無論、義務教育の勉学が好きな子は、どんどん学べばよいと思います。

興味がないことを無理やりさせるのがダメなのです。あまりにも非効率的すぎる。

苦手な事って、信じられないくらい学習効率が悪いんですよ。遅々として覚えられない。

一方、得意な事は一瞥するだけで記憶したりする。不思議なものですね。結論、苦手な分野を集中して勉強して

得意教科をあまり勉強しない、という方が多いんじゃないでしょうか？

社会は分業です。あなたが苦手な事は誰がかやってくれるのです。

各々が得意な事を伸ばしていく方が全体の効率としては圧倒的に良いのです。

博士ちゃん、みたいなこどもを量産する方が毒にも薬にもならない、得意なことが伸ばせなかったこどもを量産するより「理にかなっている」のです。

かける時間に対してなんの成果があるのか分からない。

教えた事も内容が膨大すぎてほぼ飛んでしまう有様。日常でも使う本当の基礎教養だけで十分と思います。

学校も圧が強まって牢獄のようになってますからね。つらいと思います。しかし脱出を絶対に防ぎたいので

学校に行かないゆたぼんは変なことになっている、という印象を与えて学校から脱出する子供を防ぎたいのです。

義務教育といえどもそれは民衆が従っているから出来ることで、

学校なんか行かずにプログラミングの勉強したり好きなことをしたり

興味があるレッスンに行ったり気ままに行動される子供が増えると

成り立たなくなり崩壊してしまいますからね。

不登校は過去最高に膨れ上がっているみたいですけど。

だからメディアというか支配層は、必死になって、それこそゆたぼんの車のタイヤがパンクしただけでも記事にして叩くような真似をするのです。常軌を逸していますがそれだけ学校を拒否して自由にすることに

対するマイナスイメージをつけたいのです。

不登校、はマイナスで、「学校に帰るのが当然で当たり前なのに、それをできない生徒が悪い」という風潮です。

過去最大を更新し続ける不登校、学校に行くのは当たり前。不登校児がすべて悪いのだから

引きずって叱って脅して学校に連れていく、ではなくて

ついていけない子供が続出する　抑圧のある、いじめのある、学校に問題があるのではないでしょうか？

そもそも個性を押さえつけるだの服従の練習だの

上の人に従うのが正義、社会人になって長時間労働するための練習だの

暗記ものを大量にやらせて思考停止させるだのが目的である学校に疑問だったり拒否反応が出ないほうが不自然だと思います。

「学校は行かない」ことをただの選択として選び

私は自由である、として外に出たり興味があることを勉強して、仕事につながるような学びだったり

を深めるといいんじゃないかなと思いました。

義務教育、という単語が使われていますが義務かどうかを判断するのは国民側であると思いますし、必要に応じて変更できるものと思います。また、教育の在り方は学校に行くことだけが教育ではないと感じます。教育を受けさせる、それ自体もさまざまなやり方があるのではないかと。

さて、個人的にはなんですが「いい大学を行っていい職場に就職する」

この黄金パターンがどれぐらいもつのか？という気がしてまいりました。大企業の早期自主退職、買収なども相次いでいます。

学校にこもって「学歴」という資格を得るためだけの勉強だけじゃなくて、学びの形は多様にあるのではと思います。

中学校にはトータルで5日くらいしか行ってない中3の息子。テストも未だに一度も受けたことない。N高進学予定なので高校受験の勉強もしてないけど世界中に友達を作るために英語の勉強始めました。先ずはディズニーDVDを英語音声、英語字幕で何度も見てます。
— 15歳(起立性調節障害)不登校のパパ (@Yoshika57514759) September 10, 2022

不登校は悪だ！学校へ行けるように調教しなければならない。ではなくて

学校を行かないことを選択した。生きていくための知恵を自ら選択して勉強する。流れがより増えればいいと思っております。

学校に行くのがゴール！と、するのやめませんか？？行けないもんは行けないんだから！

開き直って別のやり方で勉強すればよいではありませんか。

学校が牢獄に？