富士宮やきそば学会 会長 渡辺英彦のブログ(富士宮市地域力再生総研代表) -3ページ目

にじます祭り

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昨日はにじます祭りに参加しました。富士宮地域力再生総研としての新商品「みるく菩薩サンド」が試作ですが販売されました。とても可愛いでしょ!

プロシューマー

突然ですが、「プロシューマー」ってご存知ですか?

prosumer=producer+consumerという造語compoundですが、「生産消費者」と訳されることが多いようです。

生産者であると同時に消費者であるような存在、それって「自給自足」ってことですよね。

一昔前から(70年代くらいからか?)言われているD..I.Y.=DO IT YOURSELFのことだと思えばよい。

つまり、自分で欲しいものは自分で作る。自給自足経済の時代にはみんなそうだった。自分で家畜を飼い、

畑を耕し、自分の食糧は自分で生産し、自分で消費していた。

ところが、農業革命が起き、自分で消費する以上の余剰生産が生まれるようになると、物々交換から貨幣経済へと移行し、さらに産業革命以降、大量生産、大量消費の時代になるにつれ、企業(社会)が生み出したものを消費するだけの盲目な市民が生まれ、いつしかそれが当たり前になってしまった。

しかし、価値観が多様化するにつれ、画一的な商品の提供に満足しない消費者層が生まれ、自分たちで欲しいものは自分たちで企画、提案、生産しようというある種自給自足的な動きが始まる。

行政サービス(まちづくり)の分野においても同じことが言え、産業社会化が進めば進むほど税金を払ってサービスを買うだけで自分で生み出すことはほとんどしなくなってしまった。

しかし、ものづくりの社会と同じく行政サービスにおいても収支のバランスが次第に合わなくなり、財政破綻をする自治体まで現れるようになった。そんな中から「自治体にお金が無いなら自分たちで何とかしよう」というボランティア=無償で仕事をする人たちが生まれてくる。富士宮やきそば学会の事業展開はまさにそんな時代背景から生まれたプロシューマー感覚によって推進されてきたと私は考えています。

実は、この理論はもう30年近くも前に、アルヴィン・トフラーが彼の著書「第三の波」の中で述べていることなのですが、最近出版した「富の未来」の中でより具体的に展開されている。

私は経済的な閉塞感の漂う現在の社会において、新たな富=価値を生むビジネスモデルがプロシューマー型の事業にあると考え、富士宮やきそば学会の収益事業部門を分社化するにあたり、その法人名を株式会社プロシューマーと命名しました。

このコンセプトをより具体的な形で実践するため様々な手法を用いてパフォーマンスしてきたわけですが、長くなるので(すでに長い?)このブログを通して少しずつ解説していこうと思っています。



富士宮市長表敬

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地域力再生総研で富士宮市長を表敬訪問しました。富士宮が食の先進地として盛り上がっていることを喜んでいました。