クックパッドが衰退していったのはレシピの多さが強みから弱みに変わっていったと考察しているひとがいた。どことなく、代ゼミの単科ゼミにも通底するような気がした。代ゼミも様々な講座から選べるという強みが弱みに変わっていったのだろうか?


確かに、河合塾みたいに講師を選べないところの方が流行っている。


だが、東進は相変わらずコンテンツの切り売りをしているわけだ。単純に、選択肢が多いのがユーザーから敬遠されているともいえないような気がする。まあ、東進の場合は何かにつけて講座とれとれと生徒に営業しているという噂を聞いたことあるけど。代ゼミはそこらへんはおおらかというか、ずぼらだったりする。知らんけど。

クックパッドの場合、似たようなレシピがずらりとだらだらたくさんあるというのが確かにめんどくさいように思える。メニューの絞り込みができるようになれば使い勝手は良くなるとは思う。


ずぼらなひとはそもそも検索するのさえめんどくさがるというのは一理ある。そもそも料理が得意なひとはわざわざクックパッドでレシピを検索したりはしない。


それならばウーバーイーツでええやん。料理作ることなど諦めたらどうだろうか。


そういう層はそもそも冷やかしだと思うので、今いるコアな層向けによりブラッシュアップしていけばいいのではないか。


大衆演劇も一般受けは諦めて、コアなファンを離さないことに留意した方が良さそうだ。


実のところ代ゼミはかつてに比べて単科ゼミの選択肢が減っているのだ。講師が減ったというのもあるが、需要と供給を鑑みるとそれも致し方ないのかも知れない。それにしても寂しい限りである。東進の方がラインナップが充実しているようにさえ見えてくる。


少ないものを多くみせるというのはある種の常套手段である。サイゼリヤは効率化のためにメニューを減らしたが、それでも客足は減ってない。ギリギリのところでうまく絞り込んでいるような気がする。


代ゼミの単科ゼミもお客さんを呼べるように見せ方を工夫した方がいいと思う。東進の方がメニューの見せ方はうまいと思うのだ。


大衆演劇の場合は出たとこ勝負なので、結局のところ劇場に行ってみないとなんともいえない。劇団ガチャ、演目ガチャ、役者ガチャなどある。その日の役者のやる気、テンション次第でいい舞台にもなったり、しょうもないものになるのが大衆演劇なのだ。そして、ハズレの方が可能性として高い劇団の方が多いのもまた事実である。集客力のない劇団は常連くらいしか相手にしてないので自明の理だ。


場末のスナックや小料理屋みたいなものである。大半はハズレなのだ。地元の常連しか相手にしていなければ努力も怠るだろうし、工夫もしなくなる。


それが大衆演劇にもかっちりと当てはまるのだ。どうせ来るのは顔なじみくらい。それならば、手を抜くようになる。その結果、陳腐化した。自業自得なのだ。


つまらないものをおもしろくみせるのは役者の腕次第である。台本なんてあってないようなものなのだから。


代ゼミ講師と大衆演劇の役者はよく似ている。人気講師は役者同様、見せ方がうまいのだ。パフォーマンスのうまさが代ゼミ講師の真骨頂だった。


代ゼミも大衆演劇も原点回帰した方がいいとは思う。