ハードボイルド・フォトグラフ(仮) -154ページ目

図工の時間。

若干生温い日差しの中、幼馴染と近所のコンビニで待ち合わせ。

彼とはもう長い付き合いだ。
高校以外、幼稚園から大学のゼミまで一緒だ。
そんな彼は行政書士。頭がいい。

今日はお客様あての写真撮影の案内状を
作ろうと兼ねてから決めてあった。

気だるい天気の中、早速UMSIER(うちのお店)に
移動する。

彼はなぜかニヤニヤしている。

お店に着くと彼は自慢げに赤い厚紙と
ポストカードを袋から取り出した。

数十年?ぶりの図工の時間の始まり。

彼は「こんな感じがいいと思うんだ」と
数枚の紙を取り出した。

そこには手作りの結婚式の
招待状が何点か載っていた。

「仕事中に印刷した。」

なるほど…いや待て、君の仕事はそれじゃない。
きちんと自分の仕事しろ。

その画像を参考にして
試行錯誤が始まる。

「こんなんどう?」

「こんなんかわいくない?」



…いい年こいた男二人が
昼下がりに「かわいい」という
単語を連呼。



…うん、実に気持ち悪い。

そんなこんなで約3時間半経過。

試行錯誤を繰り返しながら
なんとか試作品ができた。


何だろう、この達成感は。

何だろう、この充実感は。


途中、「プロ○クトX」的な会話を挟みながら

歴史的建造物を建設したくらいの
勢いの二人。

正直、痛い。

いや、痛いなんてレベルじゃない。

おかしい。(特に頭が。)

諸君、人はきっと
このような感じで
人生の“隙間”を埋めていくのだ。

そして、この妙な連帯感や達成感で
友情を深めていくのだ。

帰り際、彼が見せた笑顔はとても満足そうだった。

今回のブログで
私が諸君に伝えたかったことは…































「男ふたりで“かわいい”と連呼したら正直キモイ」
ということである。



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