「自己嫌悪」という感情について。
自己決定が出来ていない思春期の頃は
毎日毎時が自己嫌悪との闘いでしたが、
年を重ねて、自分と周りの世界との距離感や 自分のキャパ等を理解自覚できるようになってからは、
あまり感じることの無くなった感情です。
自分の思考や行動に責任を持てるようになった、という事なのでしょうかね

大人になった、というよりも、
成長した、という事ですね。
なのですが。
あたくし、人間31年目。
思春期の自分 からだいぶと成長したと自負しておりましたが、
「好き」なひと・もの・ことを前にした時…
時空を超えて人は乙女に舞い戻る という経験を…久しぶりにいたしました…
今年の夏。
かれこれ14年間熱い想いを滾らせて頂いている某バンドのボーカルYさんが、
弾き語りライブで関西に来られるとのことで、
毎度の事ながら権力を駆使して 仕事を休んで行って参りました

私はエレキよりアコギが好きなので、イベント自体すごく楽しめ、
演者3名、三種三様のギターの表現に圧倒され、ひたすら聴き入ってしまいました。
あぁ満足ッ、素敵な時間をありがとう‼︎

この熱い気持ちを、Yさんにお伝えしてから帰ろう!
フロアに出てきたYさんに「お疲れ様でした!」そのひとことをきっかけに、あとは感想を伝えるだけ、
ただ、それだけ、
なのに、
ヤベェ……第一声が 出ねぇ…
ぼんやりと デニム姿がかっこいいな、と思ってしまった瞬間、
高揚メーターが振り切れて 死ぬほど手に汗をかきはじめ、
私は言語を失ってしまったのです、、
他のお客さんと話している姿を横目で見つつ、
半笑いで生唾を飲み続けるうもさん。。

一緒に行っていたシスター☆ヨーコは、早くお伝えしに行きましょと言うが、
行きたくても行けないのです、、、
大勢の前でプレゼンをしたり 舞台に立つのは平気なのに、
鉄の心臓とまで言われる私なのに、
社会人になってから恐らく1番口にしている「お疲れ様です」の一言がなぜ出ないのか…

いや待てよ そもそもお疲れ様です と声を掛けるのは正解なのだろうか、
Yさんは疲れているのだろうか、
お疲れ様てアンタ部活のマネージャーか!と思われないだろうか、
あれ オツカレサマデス って何だろうか食べ物の名前だろうか、
それは美味しいのだろうか、、、
もはや思考がゲシュタルト崩壊しだし、
緊張と焦りから背中はどんどん丸まり始め、
ミジンコみたいな姿勢のまま何度もトイレに駆け込むうもさん。。。
ヤバイ、周りに居るお客さん達もみんな私の事「あいつミジンコみたいじゃね笑⁇」って思ってるんじゃなかろうか、
キモい。キモいぞ私。こんな意気地なしだったか私⁉︎⁉︎
トイレから戻ってもソワソワウロウロ目を泳がせ続ける私をずっと見守っていたヨーコさんは、
ついにシビレを切らせ、もう私が声を掛けます と、
それはもう自然に滑らかに「お疲れ様です~、ライブとても良かったです!」と、
Yさんに話しかけに行き、
握手を交わしているではありませんか。
よしキタここで発動!
必殺奥義☆BINJOOOO‼︎‼︎(便乗)
「ァゥァ…おつかれさまですらいぶとてもよかたです」(*;゚;ж;゚;*)ニコリ
ヨーコさんと全く同じことを早口でまくしたて、半笑いのまま鋭角に手を差し伸べるうもさん…
いっぱいお伝えしたい事があるのに!さっきまで脳内で散々会話を交わしたのに!
私は 会話を進めるヨーコさんとYさんを、
ただただ半笑いで眺め、頷く事しか出来ず…
意を決して割込み発言してみるが「うん、その話これ以上広がる?」とツッコまれ、
笑いになって良かったものの
アレ わたし不思議チャンになっていないか 違いますよ私ホントは会話能力高いんですよ前は普通に会話のキャッチボールでき…ネェちょっと聞いてる?ネェ…
と脳内で弁解して1人でテンパり続ける始末…
嗚呼ライトグレーのタンクトップなんて着てくるんじゃなかった、
脇汗による変色がヤバイ…(;゚;ж;゚;)
結局、ヨーコさんの後ろでひたすら頷くミジンコ でその場を終え、帰宅したのです。
普段 人と会話する事を仕事としている私が、高揚と緊張からその能力を全て失い、
ただひたすら口角を必死に上げ頷くデクノボーと化した…
この事は己が己の自尊心を傷付けるには充分な失態であって…

しまいには、
アンタがとてつもなく素敵だから悪いんだよ‼︎‼︎なんて魅力的な声してんだよ‼︎‼︎ かっこよすぎだろーがkonoyarooo‼︎
と思考は八つ当たりの域に。笑
帰りの車中にて、
あぁもうこれ程までに滑稽で情けない姿は無い‼︎と、
穴があったらダイナマイトとYさん(完全にとばっちり)を抱えて入りたい‼︎と、
自分の姿を思い返し 悶絶しましたが、
周りのお客さん含め誰も別に私の事など見ていませんし、
Yさんも こいつミジンコみてぇだなとは思わなかったでしょうし、
今書いた私の心情なんて私だけが感じた ただの自意識過剰からくる自己嫌悪なわけで。
ここまで冷静に分析・自覚できるのに、
私をあんなにも思春期乙女モードで悶絶させた感情、「自己嫌悪」。。
恐るべし。。。
何も悪い事じゃないのです。
「憧れの先輩に 試合お疲れ様でした!が言えずモジモジしながら水飲み場の影から眺めている女子生徒」の何が悪い。
別に可愛いものじゃんか。
私にもそんな乙女な部分が残っていたんだな、いいじゃない いいじゃない





可愛いようもさん

と自分に言い聞かせ、一部始終を見ていたヨーコさんに問うたところ
「えっと そうです ね、まぁまぁ気持ち悪かったです。www 嘘ですよ…w
」
」と言われ、自己嫌悪の沼は更に深くなりました。。
秋になり、思い出し悶絶もようやく落ち着いたので、ここに記します、
乙女封印令、発令いたしました。










