あなたの欠点・短所はなんですか?



 もしひとつ私が挙げるとすれば


 それは「思い立ったらすぐに言葉にして、行動しようとすること」


 でしょうね。



 森信三さんも著書で仰ってますが、人間の精神的な面での長所と短所は表裏一体なんです。


 だから、上記の短所を持っている場合、その人の長所もまた


 「行動が素早く、迅速である」


 みたいになるわけです。



 しかし、ここで忘れてはならないのが、その度合です。


 つまり同じ素質であっても、行き過ぎ、不足があればそれが長所、短所として目につくわけです。


 私の場合は上記の精神的側面が行き過ぎだから、それ故失敗も多いし、短所だと自覚してるわけです。



 さて、この性格的な短所は、治すことができるのでしょうか。


 森信三さんは言います


 「人間の精神的欠陥は生まれつきのものだから、学び、経験し、少しずつ浄化させていくものだ」と。


 「精神的な短所は、治せばすなわち長所となる」と。


 

 悪い性格を浄化する、灰汁を取り除く、どうすればいいんでしょうか。


 私としては、とにかく言葉にする前に一歩立ち止まって冷静に深く考えて、将来予測を立ててから話す。


 もしくは、自らを過信せず、謙虚になって控えめに動く、とか色々考えました。



 しかしそんなことを気にしていると、案外、みんな私と同じような性分を持ち合わせていることに気づきました。


 そしてその短所と考えてきたことを強みにしている。


 たとえば、柳井正の場合


 「経営はスピードと実行・実践である。 考えすぎずに早くやって、早く失敗する。一直線の成功はあり得ないので、成功の陰にある失敗を財産として捉えて次に生かす」


 本田圭佑の場合


 「それがねー…やっぱり…ギャップはありますよ。自分が最初考えてた理想とのギャップっていうのはいつも感じながら戦ってますね」


 知花くららの場合


 「“行動しながら思索する”大仰に言うならば、これが私の哲学するやり方で、今は、それが少しずつ実行できていることがすごくうれしい」



 というように。



 以上の3人に共通しているのは、考える前に行動していること。そして失敗から学んでいること。最初の理想と違っていることにむしろ意義を見出していること。


 これら御三方の意見を見て、たしかに少し安心はしたんですが、ひとつ引っかかるのは、理想と違ったとき、失敗したとき、言ったことや決めたことをやり遂げられなかったとき、自分以外に傷つくもの、迷惑を被る人がいるかいないか。


 もしいるとしたら、それはもう自分の哲学だけの話じゃないですから、責任が生じるわけですよね。


 柳井の場合、会社や顧客。


 本田の場合、ファン。などなど。


 そこの責任ありきの有言不実行の後処理については、やはり失敗してからでは遅いとしか言いようがないように思う。


 

 したがってある程度自分と相手が納得できるラインまで、まず最初に考えきること。


 そして過去の経験と、自分の実力から、出来なかったときのことも含めて、慎重に言葉を選ぶこと。


 なおかつ実行力を備えること。


 そして万が一失敗したら、くよくよせず前を向いて、新しい道へ進むこと。


 究極、これしかないのかな。


 というところで終わりにします。





 byU