☆あきらめたら解けない
☆困ったときは、みんなでごはんを食べること
☆いちばんいけないのは独りでいることと、お腹がすいていること

わたくしが映画「サマーウォーズ」で心に留めた言葉たちです。


いつもあったかいごはんをつくって家族みんなに食べさせてあげられる母になりたい。
退職のお祝いにわたくしの大好きな映画「サマーウォーズ」を贈った方から感想が届きました。



「サマーウォーズ」見ました。とてもおもしろく、また感動的でした。送ってくれたことに改めて御礼を言います。

で、物語の世界にひたって有意義なひと時を過ごせたので、それで十分な気もするけど、送ってくれた人に感想を伝え、感動を共有してもらうことも大切だと思うので、少し理屈っぽくなってしまうかもしれないけど感想を述べると、

まず、地方都市の旧家というレトロな舞台と、サイバースペースという仮想現実の中で起きる「事件」が、顔が見え、息づかいのわかる伝統的ふれあいと、ネット上の匿名的・現代的コミュニケーションとの対比というテーマを、うまく表現していますね。

中でも、明確な悪意というものがないにもかかわらず生じた「災厄」に、ネット社会の薄気味悪さを感じさせながらも、ネット社会を否定するのではなく、希望を感じさせてくれたところがよかった。

具体的に言うと、花札での対決(このあたりは緊迫した状況なのにアニメらしく漫画的ニコニコ)で窮地に追い込まれたとき、夏希のアカウントカウンターの数字が一つ増え、さらに次々と増えていくシーンが、とても印象的、感動的でした。

つまり、家族に代表される「顔の見える」関係が大切なことは言うまでもなく、それが主要なテーマなのかもしれないけど、顔の見えない、何の直接的な関係のない人たちとも、思いを共有し、助け合うことができる。大切なのは、そのことに思いをいたす「想像力」なのだと。

今、東日本大震災の被災者の方々に、世界中から様々な支援が寄せられていることに通じるものがありますね。
仮に自分一人だったら、悲愴感に満ちた孤独な戦いになるところだけど、家族や友人、さらには顔の見えない支援者がいることで、希望を持つことができ、災厄に立ち向かうことができるのだと思います。

ところで、効率性の高いシステムは、便利ではあるけれども脆弱であることは、前にも「ちょこっと日記」に書きましたが、この作品にもそのことが示されていましたね。
震災を契機に、また地球環境問題にも対応していくため、これからどんな社会を築いていくべきなのかについても、改めて考えさせられる作品でした。

P.S. ケンジ君の仮アバターも可愛かったなあニコニコ

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