WARNING WARNING
爆発秒読み開始
乗組員は速やかに退避せよ!
頭の中で鳴り響く緊急コール
いいや、逃げ場などどこにもない…
せめてここは母だけでも安心させねば…
「お姉ちゃんの存在ってホント心強い!
でも大丈夫よ。ねぇ(夫)くん。」
「あ…うん…d…yo…ぶ…」
「ね!ヤダお姉ちゃん、
お母さんが心配しちゃうでしょ」
「ごめん例え話だってば」
うちの母はカナリア並みに敏感なので
当然こんな茶番に騙されるはずもなく
「(夫)くんに限ってそんなことナイナイ 笑
ないよね?ないならないって言わないと!
ハッキリ言ってやりなさいよ。
そんなことないんでしょ?あるの?」
必殺心理的圧迫
天真爛漫な義兄は我関せずといった素振りで
おせち料理をがむしゃらに口へ運びますが、
関心は完全にコチラです。
「ちょっ、ないっすよ 苦笑
ないっす。そんな男じゃないっすよ」
オマエはそんな男だろうが