いちねん☆
うみ
がきて、今日で一年がたちました
うみとの出逢いは偶然でした。
その日、実家に帰っていた私はおかんが“三日前から子猫が団地の中にいるの”というつぶやきを生返事で返しました。
その頃、自宅に白黒猫のにゃーが家を出入りしており、ましてや、ペット禁止のアパートに住んでいるので、飼うことは難しかったのです。
夕方に妹とおかんと私と買い物に行き、帰ってきた時におかんが駐輪場に行くと私と妹を手招きし、行ってみるとグレーの猫が原チャリの近くにおとなしく座っていました。
妹が突然その猫を抱き上げ、実家に連れていきました
▲実家に連れてきた直後のうみ
“かわいいね～
お姉ちゃんのとこ、一匹いるんだから、もう一匹増えても大丈夫でしょ
”
…
…いえいえ、一匹だけでも大変なのに、ましてや子猫なんて、無理です
押し問答すること、数分…
根負けした私は引き取ることを決意
“無理なら、里親に出しなよ～”
…簡単に言ってくれたわね…
このご時勢に里親に出してすぐに見つかる訳ないでしょ
自宅に帰る道すがら、ずっと考えました
里親に出すにしても、時間が掛かるだろう…
たぶんその間に情も移り手放したくなくなるだろう…
なら、大変だけれども私が最後まで面倒を見よう
こうして、このグレー猫はうちの子となりました
どきどきの先住猫のにゃーとのご対面で、なんと、猫パンチをかましてくれたうみ
大丈夫か
▲自宅についてすぐの一枚
次の日、病院に連れて行き、推定５月生まれの猫ちゃんとのこと。体重はわずかに６００グラム、野良ちゃんの宿命、虫さんがたくさんいました
▲Ａ４サイズのトレーの1/4サイズ
▲来て一ヶ月くらいの頃
▲こちらもきて一ヶ月くらいの写真
▲きて二ヶ月、しっぽのしましまがはっきりしてきました
▲こちらはきて３ヶ月くらいこんなに大きくなりました
▲４月４日の夜。この直後にうみが脱走
春、夜桜を見学にいった日、ハーネスとリードが取れてしまい、逃げてしまいました。
ポスターを貼ったり、チラシをポストに入れたり…
その甲斐あって一ヶ月後、無事に保護できました
▲保護した直後の実家での押し入れの中で一コマ
保護した直後、うみは私のことはまったく忘れていたようで、鳴くは噛むは蹴るは…でちょっと悲しかった
でも、その鳴き声を聞くとかすれていて、どれだけ、鳴いていて、心細かったんだろう、と思いました
私もいっぱい泣いたけど、同じようにうみもいっぱい鳴いたんだなぁ…
自宅に戻ってきたら、いつものうみだったから、嬉しかったよ
そして、今日
無事に一年を迎えられたね
今日までの一年は悲しい事があったけど、明日からの一年は楽しい一年にしようね、うみ
▲今朝のうみ相変わらず大胆なお姿
▲これも今朝の寝姿
これからも、こんなうみ共々、よろしくお願いします
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