最近、稽古のシーン上で動けません。
そんなとき、いつも演技に対する情熱がなくなってしまったのかな、と不安になります。
だったらやめてしまおうかな、と逃げたくなるのですが、
僕はそうなると、いつもまつんです。
僕が思うこと、考えることは嘘なんじゃないかと、ずっと疑って信じられるものを探すんです。
そんな状況からいつも救われる言葉が、
「あなたは今、何を感じたの?」
です。
今日も救われました。
自分が考えもしなかったこと、予想も予測もしない事態に、わずかにホワッと僕の中で動くものがあります。
熱々の焼き芋を半分に折ったときの、蒸気がポワンと出てくるイメージです。
僕はいつもそれを探すことに努めます。
昨日、お芝居の参考にと、“恋人たちの予感”を見ました。
男が車中で種を吐き出し、窓にくっつきます。そして、
「窓を開けよう」
といいます。
これは本当にこんなシーンだったのかな?
役者が汚いとか、身勝手というキャラクターの印象をつけるために、果物を食べるという芝居を足したのかなと思いました。
ホッとしました。
今までそんな疑問もったことなかったし、追究しなかった。
長考はお芝居に向かっているようです。







