以前から観てみたいと思っていた
おくりびと
本木雅弘主演、広末涼子、山崎努
テレビで一度やっているところを見かけたけれど、ちゃんと見てなかった
その頃は、納棺師という仕事について扱った作品ということで興味があった
家族を失い、離婚を迫られている中、人の気持ちとは何なのか、
家族とは何なのか
心とは
それを知りたくて、映画作品にそれを求め始めた
おくりびと
死んだ人を棺に納める仕事
主人公は、楽団でチェロを演奏する音楽家?だったが、楽団が解散して無職になってしまう
田舎の山形に帰り、募集広告を見て、旅行会社と思っていたら葬儀社だった
主人公は、納棺師という仕事について妻に言い出せなかったが、妻に知られてしまう
納棺師を普通の仕事じゃない、汚らわしい
と言い、家を出る妻
この場面までは、広末涼子可愛い
とか思って、こんな可愛い奥さんやったら毎日幸せやろなー
なんて、40前のおっさんは思っていた
だけど、夫の仕事に誇りを持てない女は、いくら可愛く綺麗な女でも俺は無理なんだろなきっと
と思った。なんか、自分のかちかんを再認識した
所詮、そんな可愛い女に巡り会わんて…という突っ込みは無視しつつ…
死体を扱うという仕事に戸惑いながらも、その仕事の大切さや重み、
人の悲しみに寄り添うという仕事に誇りを感じた彼
知り合いの死
そして生き別れた父の死
納棺師という仕事だけではなく、人生の分岐点や、人の死についても描いた作品だった
はからずも、ここにも離婚や生き別れの要素が入っているし…色々な映画見始めたが、離婚エピソード多すぎ…
彼はチェロを売ったとき、
「自分が夢だと信じていたものは、夢ではなかった」
と言う
そうなのかもしれない
自分が夢だと思い込んでいる今の仕事、家族、それは本当の自分の夢ではないのかもしれない
そう思った
鮭が、死ぬと分かっていながらも必死に川を遡上する姿を見て、銭湯の常連だった老人が
けえりてぇんでしょうのう、生まれ故郷に
(帰りたいんでしょうね。生まれ故郷に)
と言う場面があった。
生まれ故郷から突然引き離され、見も知らない土地で人生を歩まなければならなくなった子供達のことを思って、涙が出た
私も今住んでいる土地は生まれ故郷ではない
定年したならは地元に帰るつもりで、家を持たず、アパート暮らしをしていた
だから、子供達の実家というものは、今私が住んでいるこのアパートということになる
彼らが大人になり、故郷に帰りたい、行ってみたいと思っても、もう実家と呼べるものはなくなっている
映画のひとつ、ひとつの言葉に考えさせられ
胸を打たれる
転職も考えているところなので、人の人生に寄り添う冠婚葬祭業もいいなと思った
おくりびと
良作であった