先月、婦人科系の病気がみつかった、義母には
双極性障害という、精神障害がありまして、
先月は、精神科の月1回の通院介助にくわえて、
婦人科への血液・MRI検査の診察が加わり、
うみねこも付き添い介護でへとへとだったんですよね・・・
MRIの検査は絶食して来院し、1時間くらいかかりました。
磁力に支障があるものはもちこめないので、
入れ歯、補聴器、すべてはずして、検査の服に着替えて
向かうことになるのですが、
入れ歯をはずすと、見違えるようにふにゃふにゃ老人顔
になる、義母。声もかぼそいふにゃふにゃ声になり、
いつもの高圧的な姿はなりをひそめていました。
この待ち時間のために、単行本を持参していましたので、
義母を見送ると、
おもむろに本の世界へ、没入していきました。
チョイスしたのは、辻村深月の【鍵のない夢を見る】
です。
・・・短編小説なので、読みやすくて、付き添いの待ち時間には
ぴったりのほんなんです。
あっという間に本の没入時間はすぎて、検査の結果を
聞きにいくことになりました。
(待ち時間に読書って、ふつうでしょ?と思われるかもしれませんが、
義理の家族の付き添いでは、なかなか出来ないことなんです。
今回は、MRIへ見送ってから、こっそり読書が出来たので
うれしかったです。)
↓辻村深月の本はこちらです。
婦人科へむかい、診察室で検査の結果を一緒に聞きましたが、
結果は・・・
片方の卵巣が異常に腫れているとのこと。
腫れの中身は水分のようなもので、悪性の腫瘍などではないとのこと。
もう片方の卵巣は、逆にしぼんだ状態で、もう用をなしてないと。
手術で取り除くことで、腫れは解消できるとのこと。
それを聞いた義母は、
驚くような反応をみせたんです。
「いやあ、もうこの年ですから、手術はしなくていいですわ。
アハハハハ!」
明るく、笑い飛ばしちゃったんです。
双極性障害の義母が、
眠りからさめたように、
(あれ?ふつうになってる?・・・)
不思議ではありませんか・・・
手術が必要な疾患がみつかったとたん、
精神障害のほうが、改善するとは・・・
おそらく、ですが。
気がかりな心配ごとが、
今までは目にみえないものだったのが、
眠れない、食欲がない、やるきがおきない・・
だったのが、
目に見えるかたちで、卵巣がはれていますよ!
となったときに、そこへ気持ちが集中したから、
心のもやもやが、吹き飛ばされちゃったのではないかな・・・
不思議なものですね・・・
婦人科の先生からは、
「手術をしないという事であれば、薬で改善するものでは
ないので、この治療はここで終了となりますが、
カルテの情報として他の科と共有しておきますね。」
と言われました。
仮に、手術をした場合は、そんなに難しい手術ではなく、
1週間くらいで退院できるらしいのですが、
もう、義母は手術する気はないので。
この話はおわりっていうことに、なりました・・・
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