初めまして！樽です！

ツノガエル飼育したいけど飼い方がよくわからない・・初めての生き物でツノガエルが飼育できるかな？

と不安な方、多いと思います。そんな方のためにツノガエルの飼育方法を紹介していきたいと思います！

①飼育ケース

　ツノガエルは狭い空間でもストレスを感じることはなく、ほとんど動かないため小さめのケースでの飼育が可能です。カエルなのに、跳ねることは逃げるときくらいしかありませんからね(笑)一日同じところから動きません(笑)

ただ、小さめのケースでの飼育は自己中毒の原因となるのでそれを理解しているのなら、狭いケージでの飼育も可能だと思います。

私はグラステラリウム3030のケースでセパレート(仕切り)をして二匹飼育しています。幅X奥行X高さ＝31.5×31.5×33cmとなります。

グラステラリウム3030のAmazonURLになりますのでご参考にどうぞ。

https://www.amazon.co.jp/%E3%82%B8%E3%82%A7%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9-%E3%82%B0%E3%83%A9%E3%82%B9%E3%83%86%E3%83%A9%E3%83%AA%E3%82%A6%E3%83%A03030-PT2600/dp/B004HXU0OM/ref=sr_1_1?ie=UTF8&qid=1521605378&sr=8-1&keywords=%E3%82%B0%E3%83%A9%E3%82%B9%E3%83%86%E3%83%A9%E3%83%AA%E3%82%A6%E3%83%A03030

(1)プラスチックケース

昆虫飼育などに使われる、わかりやすく言えば虫かごのようなものです。これでも十分に飼育は可能です。

○メリット・・ガラス製のケースに比べると軽い為、メンテナンスが楽

✖デメリット・・プラケはプラスチックのため暖突や保温球といった保温器具を使うとケースが溶ける可能性があります。ただ、経験上パネルヒーターでの保温ではケースが溶けたことはないのでパネルヒーターは使用可能と思います。

　　プラスチックケースの参考例

これは「スドーレプティケースRX-410」というプラケです。

この大きさであれば、一匹であれば十分に飼育可能です。カエルも１０cm弱程度であれば、セパレートをしたうえで二匹飼育可能です。

ただ、カエルが全く身動きできないほどのスペースだとカエルが自分の糞で自己中毒になってしまう可能性が高いので注意です。

ツノガエルは糞をすると違う場所に移動するんです！汚い所にはいたくないのでしょう(笑)この移動するスペースがなかったら少し可哀想に感じませんか？

(2)ガラスケース(ガラス・アクリル製品)

アクアリウム用の水槽などです。これでも十分に飼育可能です。

○メリット・・暖突や保温球などの保温器具を使っても溶ける心配がなく、十分な保温が可能

✖デメリット・・プラケに比べると重い為、メンテナンスが慣れるまでは少し大変。

(3)テラリウムでの飼育

　私的に、これは推奨できません(笑)いくつか理由があります！

①植物を植えても、カエルが地面に潜る際に植物をなぎ倒す

→ツノガエルは普段、地面に潜ってジーっとしているのですがこの潜るときに植物を倒して、レイアウトがぐちゃぐちゃになってしまいます。それで根も傷つけてしまうので、植物も弱ってしまいます・・

②糞の植物やバクテリアによる分解は絶対に間に合わない

→糞を回収するのが大変！どうにかならないかなー・・と思いたどり着くのがテラリウム飼育です。ですが、あんなでかい糞、植物の力だけで分解するなんて到底不可能です(笑)カエルが大きくなってくると5～6cmほどの大きな糞をします。そのため、糞を見つけたらすぐに回収するように心掛けましょう。

③糞をしているのか確認する際に、植物のせいで探しづらい所が出てくる

ツノガエルは大概、地面の中に糞をします。その場所が植物の根付近だと植物の根が糞に絡み付いてることがあるんです！

こうなると糞を回収する時に植物ごと抜けてしまいます・・

主にこの三つの理由からテラリウムでの飼育は推奨できません！

ただ、カエル的には過ごしやすいかもしれないのでテラリウムなどに慣れてるのならありかもしれません！

(2)保温器具

①環境温度をあげる・・暖突や保温球(散光型)

・暖突での保温は電気代も抑えられるためおすすめです。保温球に比べると保温力は若干劣りますが、環境は適正温度を維持できます。

・保温球はかならず散光型を使うようにしましょう。集光型のものは照射している場所がすぐに乾燥します。つまり、カエルがそこに陣取ってしまえばカエルの表皮がすぐに乾燥してしまいます。

私は、初期投資は少し割高ですが長期的にみると安い暖突での保温を推奨します。(電気代が保温球の1/3に抑えられる)

また、サーモスタットでの温度管理もお忘れなく！

②お腹を温める

パネルヒーターを床１/3くらいに敷くと気分によって温かいところ、冷たいところと行き来できるのでおすすめです！

(3)床材

①ウールマット

メンテナンス性が高くとてもおすすめです。糞も発見しやすいため衛生的にもGOOD！

ウールが汚れたら水洗いでOKです！また、発色をよくできます。

材質は、手触りの優しいものがいいです。ザラザラしたものだとお腹を傷付ける可能性があります。

②ミズゴケ

私が使っていたころの感想ですが最悪でした(笑)糞はわかりずらく、メンテナンス時にミズゴケを取り出すのですが、その時に細かいミズゴケがボロボロと落ちます。

③ソイル

生体も過ごしやすそうにしているのでgoodです！

ただ、糞が発見しずらいので1～2週間おきにメンテナンスをし、その際に取り除くようにしましょう。また、色も黒っぽくなってきてしまう可能性があるので発色を保ちたいというかたには非推奨です。

ただ、自分が飼ってきた中ではソイルが一番落ち着いてます！ソイルはテラリウムソイルかフロッグソイルのどちらかを適当に使ってます。使っている感じではどちらも似たような感じなのでどっちでもいいと思います！

(４)ライト

あってもなくても健康に飼育できます！

ただ、UVBを浴びた方が骨が頑丈にはなりますし、サーガディアンリズムの形成にも役立つので、ライトを付けた方が健康体にはなるのかもしれません。

サーガディアンリズムの形成のためだけであればLEDライトでもいいかもです！ただ、その場合は点灯・消灯時間を一定にすることが大事です！

まぁ、ライトは余裕があったらつける感じでいいと思います！

最後に、飼育環境はこんな感じです！