今日は毎月恒例の日経平均オプションのSQ清算日でした。


一見、毎日遊んでいるだけのようにも傍からは見られがちですが、SQを無事クリアーし、毎月しっかりとそれなりの収益を稼いでいますガッツ

投資というと、収入も不安定なイメージもありますが、現在の投資手法としては、毎月の日経平均オプションのSQ値を目途に、毎月意外と安定した収益を揚げています。


それをネタに商売しているわけでもなく、動かしている金額も大きいのでなかなか僕の手口は公開しませんが、そのヒントをtenten


SQ値確定後も今日の日経平均は前日比-485円安とずいぶん下落しました汗



本日の下落というより、この一週間で、7/31に付けたザラバ高値(取引時間中に付けた高値)の

15,759円から1000円も一気に下げてきたというインパクトの方が、投資家にはきついのではないでしょうか汗2


僕の最近の投資手法として、日経平均オプションと日経先物を活用して運用していますが、基本的にはこれから株価が上げるだろうとか下げるだろうかによっての投資の仕方はしないようにしています。

何人か投資を教えた知人にもよく聞かれたのですが、明日に株が上がるのか下がるのかは、誰にもわからないからです。

それではギャンブルと一緒になってしまいます。

日中の動きを見ながらのデイトレもなおさらです表情


ただし相場のムードや、大きく動くときは多少どちらかに傾ける時もあります。


そしてこの数か月の日経平均は、上昇したいムードはどこかにあったものの、外部環境を考えるとどうしても、投資として買っていくのにはリスクが伴いますバツ


この1ヶ月を振り返っても、商いが薄く、ボラティリティ(相場の上下)が低い膠着状態の中でも、少しづついろんな動きが出てきていました。


まず日経平均ですが、日々商いが薄い中、先月の7/18にはヘッドアンドショルダー(三尊天井)といって、三つ目の山が二つ目の頂上を抜けずに、下落するんじゃないかという、教科書的なチャートになります。

僕もここで、外部環境などを踏まえ、そろそろ下落のムードがあったので、先物の売りを仕掛けてみました。

ところが、翌日以降、NYマーケットの大幅反発をきっかけに「三尊破り」のごとく、グイグイ上昇していきます汗

そして7月上旬には、海外の投機筋が9月物の15375円のプットを22,500枚売るというのが、マーケットの話題になっています。

(これは9月のSQ日に日経平均が15,375円以上になれば数十億円儲かるという取引。)

9月のSQ日には何が何でも15,375円以上に持っていくつもりかはてなマーク


これを裏付けるかのように、日経平均は15,700円まで上昇していきますアップ

しかしこの上昇にも違和感があります。

冷や冷やしながらも、僕はまだ売り中心にしていました。


連日、日経銘柄の売買代金が2兆円に満たない、商いの薄い中での先物主導の上昇tenten

そしてNYマーケットもなかなか調整しない中でも、上値の重い展開。

そしてNYでの投機筋のデリバティブ投資残高も過去最大級に積みあがっています。


この状況では、どうしても日経買いについて行くのは危険でしょうtenten


案の定、NYマーケットは、先週から調整に入る気配が出てきました。

直近の高値から800ドル近く下げていて、一目均衡表の雲の底も下回りました。

NYダウの日足チャート


もちろん、今年1月の同様の下落からも急回復しましたが、いくら景気が回復基調とはいえ、今後さらに高値を回復していくのにも限界はあるでしょう溜め息


NYダウを日足チャートで見ると大分大きな下げのように見えますが、月足で見てみると、これまで3年にも渡り、ほぼ右肩上がりで上昇してきました


これを見ると、700ドル程度の下落ではまだまだ序の口の感じがします。

イラク空爆や、ウクライナ問題などの外部環境の悪化とかいろいろ言われますが、そういうのはきっかけの後付けでしかありません。


今では結果論になってしまいますが、日経平均は直近高値を付け、先高になる気配を見せたものの、海外マーケットの状況を考え、この1ヶ月としては逆張り(上げたところで売る)してみるのが1つの方法だったと思います。


こんな感じで一応、日々世界マーケットも気にしながら毎日を過ごしています。

ただし、有事の時にでもそれほどの影響のない投資の仕方が必要でしょう。


元金数十万で何億の収入と言ったふれこみをたまに見かけますが、それではもうギャンブルと変わりない世界になってしまいます。



下がると言えばバンナ公園のサガリバナ、夕方に行ったら、今日はつぼみがちらほら。


通常は夜に咲くと言うから、これから咲くんでしょうかtenten

花言葉は「幸運が訪れる」らしいです花。