紅麹サプリメントの濡れ衣が晴れそうです / オンラインクラススタート
今年の3月に事件が発覚した、小林製薬の紅麹サプリですが、おそらく紅麹菌が原因ではないということが、厚生労働省の研究班で分かったそうです。小林製薬の紅麹問題、プベルル酸「腎臓に毒性」 動物実験で厚労省 - 日本経済新聞小林製薬が製造した紅麹(こうじ)原料を含む機能性表示食品の健康被害問題で、厚生労働省は28日、原因究明調査の途中経過を公表した。培養段階で青カビが混入し、プベルル酸などが生成されたと推定した。プベルル酸は動物実験で腎臓組織への毒性があると確認した。武見敬三厚労相は同日、首相官邸で岸田文雄首相に状況を報告した。面会後、記者団に「プベルル酸以外に2つの化合物の存…www.nikkei.comもし紅麹菌が作り出す「シトルリン」が引き起こした腎障害ではないかという可能性は、・遺伝子的にシトルリンを作りだす能力のない紅麹菌であった。・また、紅麹菌に含まれるモナコリンK(スタチン)の副作用で起こる可能性のある腎機能障害(横紋筋融解症)ではなかった。ことから否定されているとのことです。原因としては、・事件になったサプリメントの製造時期が集中していること・2か所の製造工場から検出されていること製造過程で混入したアオカビの一種「プベルル酸」であることが分かっているそうです。でもプベルル酸は、ほとんど研究されていないような未知の部分が多いカビだそうで、確定には時間がかかるらしいです。また、倦怠感、食思不振、尿の異常を訴える人が多かったことから、紅麹サプリが原因で発症したのはファンコーニ症候群(重金属、薬剤、漢方薬などでも起こる腎障害)で、モナコリンKが原因で起こる可能性のある腎障害とは異なったそうです。紅麹菌は、古くから紹興酒や紅白饅頭の色付けにも使われてきた食品なので、安全性は確認されているそうです。1日も早く風評被害が落ち着いて、紅麹菌の濡れ衣が晴れて、再使用できるようになることを願います***7月1日から、「大切な自分と家族の健康を守る食事を学ぶクラス」がスタートしました。メキシコ各地から6名の方が参加してくださり、嬉しいです。ありがとうございます。週1回の配信と月1回のオンラインクラスの予定でしたが、オンラインクラスでお伝えする内容を、少しずつ配信して日常生活に活かしていただけたらと思いなおし、配信回数が少し増えるかもしれません。参加者の方々のご意見もいただきながら、お役に立てるものを作っていきたいと思います。