先日、記事にもした江原さんの紀行本ですが

とてもためになりました。


有名なお寺や神社って

その名前やどのあたりって言うのを

漠然と知ってはいても

由来だの、どういう方を祀ってるかなんて

知りもしませんから

写真を見て癒されながら

書いてある内容を読んで学ばせてもらいました。


以前に2度目のチャレンジで

図書館で「古事記」を借りたのですが

やはり途中で挫折し

これは自分で買ってじっくり読もうと決めたのですが

いまだに買ってないです(笑)

この本を読んでいて「あ~そうだった」と思い出したほど(* ̄m ̄)プッ


出てくるんですよ~「古事記」の登場人物が

この紀行本のそこかしこに♪

もう~「あ~あの物語の主人公だ!」って言うほど有名な人もいれば

なんかそんな名前だったよな・・・ってうろ覚えの人まで(笑)


神様たちのお話だから、

出てきた神様たちは何処かに祀られてるに違いないんです。

ただ、どこに居るのかを知らなかったんですよね・・・


スサノオノミコトとかオオクニヌシノミコトとか

アマテラスオオミカミとか

イザナギノミコト、イザナミノミコト・・・などなど


聞いたことはありますが、どこに居るのやら・・・


出雲にいらっしゃるとばかり思ってましたが

そのほとんどが京都の神社にいらっしゃるようです。


しかも、京都という場所は

平安時代に陰陽師だちが風水を使って

都に守りを作っていることから

今でもその名残というか

京都は守られている土地らしいです。


方位学なんかで出てくる鬼門ってありますよね。

京都の表鬼門には比叡山の日吉大社が建てられているそうです。

そして裏鬼門は・・・あの有名な安倍晴明の屋敷が建てられていたと

言われているそうです。


しかも、四神相応の思想が取り入れられていたそうです。

四神と言うのは、青龍、白虎、朱雀、玄武のことで

東に青龍を表す川(鴨川)があり

西に白虎を示す大通り(山陰道)

南に朱雀を意味する湖沼(巨椋池)があり

北の玄武は山(船岡山)、

京都は、この四神相応の考え方によって作られた町なんだそうです。


この四神の名前を聞いて一番に思い出したのは

万城目学さんの小説で映画化にもなった

「鴨川ホルモー」でした。


京都の4大学がひそかに伝統を受け継いで

執り行われている「ホルモー」という競技。


京都の東西南北の神社のそばに位置する有名大学で

それぞれ、上に書いた四神をサークル名の中に取り入れているんです。


物語の中でも、その解説が出てくるんですけど

京都ってほんとにミステリアスで謎に包まれてる部分があるし

それでいて、理にかなってる所がある不思議な町だな~って思いました。

知れば知るほど面白いって言うか♪


この本をきっかけに、仏教について調べてるんですが

特に弘法大師(空海)の教えが特に気になるんです。

石鎚山で修業したって言うのもそうですけど

「般若心経」もその意味を調べてみたりすると

弘法大師が弟子に対して説法してる言葉だとか・・・

面白いことを発見したりしたんです。


奥が深いのでさらっと調べても真意はわからないでしょうが

仏教を極めようとしてるんじゃないので

気楽に調べてみようと思います。


出来れば神社仏閣へ行ければいいなって思ってます。

ああいう場所はなんか…・落ち着くんですよね~昔から。


早速、図書館に予約した本があるので

受け取りに行きたいと思います。


そうそう。

先日、まずはと思って借りてきた仏教の入門書は

著者の独断と偏見が丸出しの本だったので

すぐ読むのやめました。

研究者の思想を聞きたいわけではなかったので(^^ゞ


っと言うことです(笑)

だらだらと失礼しましたm(_ _)m