続きです→
彼と私は、彼の実家のすぐ近くの平家を借りて新しい生活をスタート♡
正直都会に何の未練もない私は、憧れだった離島生活にウキウキ。2人で家具を揃え挨拶回りをして。
まずは車の免許を取りました。過去に交通事故で死にかけた事があるので車は大の苦手でしたが、、、。車なしでは生活出来ないので仕方なく。
全ての試験一発合格
教習所に通ってる間はのんびり過ごしていました。
彼が仕事が休みの日は2人で釣りに出かけたり、近所の人や彼の親戚の人に色々教えてもらいながら家の前に小さな畑も作りました。
そして
彼のお母さんや親戚、ご近所の方々から
うみかちゃーん!
畑に収穫しにいくけどいく?
釣り行くけど行く?
山菜取り行くけどいく?
フキとりにいく?
近所の奥様たちで蕎麦打ちするけど来る?
グランドゴルフ人が足りないからでてくれない?
アオサとりいく?
BBQやるからおいで!
全ての誘いに
「ありがとうございますー!!行きたいですー!!」
と参加する私は、皆んなからとても可愛がってもらいました。本当にいい子が来たね!!と皆んなに言ってもらい、田舎生活を満喫。
ただ。
彼の実家はなかなかきつかったです。
何故か新居のお披露目会をしろと言われ、狭い平家に町内会長とか含む20人以上招待し、全て私1人で全員分の食事用意したり。
実家のイベントには強制参加。お盆なん大変!!!!朝から休みもせずにお料理作って訪ねてくる人に挨拶してあれがちがうこれが違う言われながら「はい!はい!」と頭を下げて。
彼のお母さんが仕事で遅い日は私が家族分の夕飯も作る。お母さんが本土に1週間いった時なんて、
私が朝昼晩のお父さんと弟の食事まで用意した。
(弟といっても私より歳上です。原発が怖いと実家に彼女すてて逃げてたw)
あのなぁ
まだ嫁じゃないんですがwww
まぁ修行だとおもってやってましたがね。
ただ彼の叔母さんや叔父さん夫婦はとってもいいひとで(彼の父親の妹とお兄さんです。)「嫁でもないのに本当にえらいね。」といってくれました。
何かあると叔母さんや、叔父さんのお家に遊びに行っていた私。娘がもう1人できたみたいだと、喜んでくれて、本当によくしてもらいました。
そんな生活をしながら
私は近くの保育園でフルタイムでパートを始めます。
そしてあっという間に一年が過ぎました。
そんなある日、彼から
「今日は外食しよう。少しおしゃれしてきて」
との誘い。
連れて行ってもらったのは
お寿司屋さんでした。
彼はスーツなんか着ちゃって。
あー今夜は何かあるな?と感じながら
豪華なコース料理を頂きました。(島ならではの♡)
そして帰り道。
「ちょっと寄りたいところがある」
と公民館?文化会館?とりあえず
大きなホールがある施設です。
真っ暗な施設の前まで来ると、
警備員さんが懐中電灯を照らしながら鍵をあけてくれました。
「え?何?暗っ!どこいくの?なんか怖いんだけど」
「いいからついてきて」
と。真っ暗な廊下を通り、
そしてホールの扉を彼が開けて、
私を真っ暗な広いホールのど真ん中の席に座らせました。
次回予告
『夢のような一夜から地獄の日々に突き落とされる』
もうお楽しみにー!
と言えない
あと少しで終わります。本当です