川相昌一/著
硫黄島戦記
玉砕の島から生還した一兵士の回想
内容
アメリカ軍の殲滅作戦は、どのように行なわれたのか。
日本軍の戦死者20129人、米軍の死傷者28686人。
南北8キロ、東西6キロにわたる島嶼で繰りひろげられた
栗林兵団と米海兵隊の凄絶な肉弾戦の一端を、
奇跡の生還を遂げた一日本兵が
ヴィヴィッドに伝える驚愕の戦闘報告。
-「BOOK」データベースより
一般の兵(下士官)の実体験記。
事実関係が淡々と時系列に進み、自身の見た事のみが書かれている。
また、捕虜となったあとのことも書かれており貴重な書ではないか。
そして、大野氏による「解説」章にて、西竹一中佐(バロン西)や栗林中将に関しての事実が、伝説に過ぎないのでは。ということも驚きのオマケ。
★★★★☆(★4つ)