神立尚紀/著
特攻の真意
大西瀧次郎はなぜ「特攻」を命じたか
内容
「特攻隊の英霊に曰す 善く戦ひたり深謝す」。
昭和20年8月16日、大西瀧治郎中将はそう書き遺して自刃した。
自ら企図した特攻を「統率の外道」と称しながら、
なぜ数多の若者に死を命じなければならなかったのか。
生存者の貴重な証言をもとに、
特攻の父と呼ばれた男の謎に迫る衝撃のノンフィクション!
-「BOOK」データベースより
大西海軍中将の側近、門司副官や操縦士たちの話により、中将が何を思い、どう考えたか。を推測できる良書。
また、戦闘記録などの資料も使い、より真相に切り込んでいく。
日本人として「特攻」の意味を考える上でも多くの人に読んでもらいたい。
★★★★☆(星4.5)