大宜見猛 著

日本民族大移動

沖縄から一望千里!この国の始まり

 

 

内容

新しい歴史観で勇気と希望を!
日本夜明けの真実の姿を明かす待望の書

宮古島生まれだから成し遂げられた新しい歴史観。

大宜見猛氏が突き止めた日本夜明けの真実の姿。

天皇家(=天孫族(天つ族))と沖縄の深い関係。

 

大宜見 猛 氏 [略歴]
1925(大正14)年宮古島平良の生まれ。

中央大学中退。現在、南風原町宮平に在住。

元宮古琉米文化会館館長を務めた経歴を持ち、

美術同人グループ「二季会」の発足当初の会員でもある。

農園経営の傍ら古代史研究に打ち込み、

沖縄・日本の新史観を著書にまとめた。

著書に「古代風景 この国の夜明け沖縄の光芒」(新風舎)、

「昔・昔・大むかし 日本人どこから スンダランドから葦原の国へ」(ボーダーインク)。

 

 

 

宮古島出身、沖縄在住のおじぃが書いた、古代浪漫の書。

知人からお借りして読んでみた。

まだまだ、解明、検証が必要な部分もあるが、近年のDNA解析で、多くの日本人は、南西諸島(沖縄)を経由して来た事が証明されている。本書は、それを基本に天皇家が天孫族(天つ族)という集団であり、今は海に沈んでしまったスンダランドという大陸で相当なチカラを持っていた勢力(集団)であるとする。そして、北上を開始し、宮古島(沖縄)で更にチカラをつけ(集団の巨大化)、沖縄本島→奄美諸島→九州、宮崎へと移動したと書く。裏付けの一つは、「日本神話の国譲り」。広大でチカラのある出雲族が、戦わずして国を譲ったのは、天皇家(天孫族(天つ族))がそれ以上の集団だったからとし、九州(宮崎)に着る前から相当なチカラがなかったらそのような大きな集団にはなれなかったと。

古代浪漫、いいですなぁ。

 

 

★★★★☆(楽しい)