中野剛志 著/保守とは何だろうか
内容
安全保障問題から憲法改正問題まで。
現政権が提唱する方向は、
はたして保守本流か否かという議論が沸き起こる。
今ほど保守のありかたが問われている時はないだろう。
では、真の保守精神は危機の時代にどう対峙するべきか?
一九世紀イギリスの“天才”保守主義者コールリッジの思索を導きに、
経済、金融から財政、教育にいたる「国のかたち」の作り方を明快に説く。
ステレオタイプな保守像を覆す待望の著!
-「BOOK」データベースより
「日本防衛論-グローバルリスクと国民の選択-」に続いて、官僚中野氏の著書2冊目。
・前々からの疑問「保守とは?」の答えになるかな?と思って読んだ。
・サミュエル・テイラー・コールリッジの政治経済思想を引き、現代(アベノミクス以前)に当てはめながら解説しているが、経済が中心で、反新自由主義の本であった。
・財政支出拡大、規制など(=エリート官僚利権拡大)を良としているのは、腑に落ちない。
前に読んだ本もそうだったが、どうも全体主義(社会主義)が見え隠れしているように感じた。
★★☆☆☆(イマイチ)
200年以上前の詩人コールリッジ氏を知ることは出来たが…