馬渕睦夫/著 「グローバリズムの終焉」

内容
“壁”をなくして、私たちは幸せになったのか?世界中に混乱をもたらした、
「グローバリズム」の危険性にやっと人々が気がついた―。
複雑怪奇な国際情勢を解読し日本の役割を再確認する一冊。
“市場”社会から“調和”社会へ。
-「BOOK」データベースより

元駐ウクライナ兼モルドバ大使の著書。
馬渕氏は、インターネット放送で、チョコチョコ見かける御仁だ。
発言、主張は「悪いのはネオコン」「反グローバリズム」だが、端々で
「親露=親プーチン」的な発言がある人との認識で、
・初めて著書を読んだが、表面的には、やはり「悪いのはネオコン」的な内容だった。
・団塊世代の保守派を称する人たちの多くがよく言っている「明治期(戦前)万歳」な
価値観で書かれている。
・「ポリティカル・コレクトネスを捨てよ!」にはおおいに共感できる。
★★★☆☆(ふつう)
入門的な書として考えれば良いが、全体的に内容が浅い。ので★三つ。