古谷 経衡/著 「左翼も右翼も ウソばかり」

内容
もうウソにはうんざりだ。
いかに事実と異なろうとも、人は見たいものを見てしまう。
「日本は戦争前夜」「若者が政治に目覚め始めた」
「福島はまだ危険だ」「中国はもう崩壊する」…
左翼は常に危機を煽り、右翼は耳に心地いい情報だけを信じる。
巷にあふれる言説の多くは、論者の身勝手な「願望」の反映に過ぎない。
注目の若手論客が、通説・俗説のウソを一刀両断!
騙されずに生きるための思考法を提示する野心作。
-「BOOK」データベースより

少し前に言論番組などでチョコチョコ見かけた人なので、
興味が出て、数冊の著書の中から題名買い。
題や帯から想像したウサヨクの嘘を事実を提示し暴くのかと思って読み始めたが、
それぞれの事柄を「願望にとらわれているから…」という結論のみで解く。
これこそ「そうであって欲しいという著者の願望なのではないか?」
まっ、大多数の人々はポジショントークだから仕方がないが。
嘘(プロパガンダ)に騙されないようにするには、しっかり勉強することだな。
★★☆☆☆(イマイチ)
主張のわりには説得力に欠けるのでマイナス★一つ。