宮古島のお盆は旧暦の7月13日~15日(今年は9月3日~5日)に
行われます。
 
 ンカイ(迎え)
仏壇に回転燈籠などで飾り付けをして、果物やお菓子、ご馳走、故人の好物などを
並べてご先祖を迎える準備をしておき、
お墓に行き、酒を備えて線香を焚き、家の仏壇へ持ち帰る。(ご先祖を迎えてくる)
仏壇のある家(ヤームトゥ=家元)に親戚一同が集まり、拝み、お祝い(酒宴)をする。

 ナカビ(中日)
ご先祖を迎えたあとは、線香の火は絶やさないようにして、食事(三食)を仏壇に供え、
供えたものと同じ料理を食べる。また、客人を迎える、お祝い料理(魚の煮付け、中身汁、
重箱、刺身・寿司…)も用意する。

 ウクイ(送り)
夜、カビジン(あの世のお金のこと)を焼き、お供えの酒やお茶を入れ、お供え、
飾ってあった花などをを小皿に載せ、門の外へ運び、線香をたいて先祖を送る。
そして、酒宴=オトーリでした。



お世話になっている宮古の人が、ウクイ(送り)に呼んでくださったので、
お宅(ヤームトゥ)にお邪魔しました。


料理の一部(煮付け、中身汁、島魚の刺身)
この他に、重箱(三枚肉、天ぷら、蒲鉾、煮物など)や
寿司などがありました。


あの世のお金(紙銭(カビジン))



サトウキビは「杖」になるといいます。
(内地のキュウリで作った馬やナスで作った牛はありませんでした。)




大変貴重な経験をさせて頂きました。
感謝感謝です。









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