行政には「お役所言葉」という独特の言い回しがありますね。

イアン・アーシーの『政・官・財(おえらがた)の日本語塾』などが有名ですが、なんせお上ですから上から目線の言葉づかいも珍しくありません。
政・官・財(おえらがた)の日本語塾 (中公文庫)/イアン アーシー

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国民から行政への文書は「上申書」、お上から国民への文書の「下付」などは今も使ったりします。


私の師匠は40年も土地家屋調査士をしている超ベテランで突然「上地(じょうち)」という言葉を使うのですが、調べてみたら上地というのは江戸時代からあった言葉使いでした。
現在は国、各地方公共団体で呼び方が違いますが「寄付、移管、収用」という言葉が使われています。

これは政府がお上と呼ばれていた時代と違い、国民主権「国民>政府」を反映した変化であり、国有地を購入するときには「払下げ」と称したのが「売払い」と言い換えるようになったのもその影響だと思われます。

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行 政 書 士   梅 津  彰




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