*BLの、妄想話。です*










店、、、もう閉めたはずなのに、サトシがなかなか着替えに来ない。なんかトラブル?

心配になって下におりてみると、作業場で何か作ってた・・・



あぁ!明日、バレンタインだからね。

それにしても、作りすぎじゃない?それ。



で?・・・余ったら俺も渡せって?

・・・余計なこと、言いやがって。

俺はいいんだって!!伝えなくて!!





「なぁ?なんで、そんなにこだわんの?

俺が、俺の好きなやつに想いを伝えないことに。」




『だってさぁ、、、幸せになってほしいじゃん。』





ふっ・・・

サトシに俺の幸せを願われるとはねぇ。





「あのな?気持ち伝えたからって、幸せになれるとは限んないんだぞ?」




『そうかもだけど、、、今日、これをくれた女の子が言ってたんだ。絶対伝えたかった、って。想いを伝えられてよかった、って。・・・みんな伝えたいんじゃないの?・・・潤くんも、ホントは伝えたいんじゃないの?』





貰った小さな箱を手に取って、一生懸命、説得してくる・・・

・・・でも、俺は、、、絶対に伝えないって決めたんだ。だから、フランスに行くんだ。

頼むから、もう、俺の決心を鈍らせないで・・・





「サトシ・・・それは人それぞれなんじゃないかな。伝えてスッキリする人、伝えたら前進できる人、・・・伝えたら、終わっちゃう人、伝えなければ、今の楽しい関係でいられる人・・・」




『じゃあ、潤くんは?どういう人?』




「・・・後ろ二つかな。」




『・・・伝えたら終わっちゃうの?』




「伝えなくても、終わってんだけどな。」




『・・・相手がいる人を好きになったの?』




「・・・・・・」




『しょーくんをさ、好きだった時さ、僕と勝負してたじゃん?・・・今度の相手の人とは勝負、しないの?』




「・・・・・・」




『ねぇ、潤くん!』




「敵わないって分かってんのに、

わざわざ勝負は挑まない。」




『そんなの、分かんないじゃん!潤くんみたいに、途中で他の人、好きになっちゃうかもじゃん!!』




「なんねぇんだよっ!一生待ってても、そいつの気持ちは変わんないんだよっ!」




『だから、なんでそれを潤くんが決めつけんの?言ってみなきゃ分かんないじゃん!!・・・潤くん、ホントはハッキリ振られるのが怖いんでしょ!?』





・・・なんでサトシにそこまで言われなきゃなんねぇの?


・・・誰のために、俺の気持ち、抑え込んでると思ってんの?


・・・おまえの為なんだぞ?


おまえをずっと人間で居させたいから、俺は、、、




『・・・潤くんの意気地なし。』




ぼそっと呟いたサトシの一言に、

抑えてた気持ちが、爆発した・・・











あれ〜?

なんか、雲行き怪しい・・・

潤くん、どーした!?何する気!?