揺らぐ信頼 | 気ままおやじの独り言

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日々、気ままに暮らしていますが ちょっと気付いた事や感じた事などを書いています。拙い文章ですが読んでいただけたら嬉しいです。

頼りにしている辞書が間違っていたら最悪だよね。

 

漢字を調べていて 偶然間違いに気付いた話です。

 

 

 

 

 

現役の時 自己啓発の一環として漢検2級に挑戦すべく

 

四字熟語 ことわざ 部首 漢字の読み書きを猛勉強してて

 

特に漢字を主体にやってたのだが 「絨毯」の音訓読みを

 

詳しく知りたくて 以前より使ってた辞書を取り出して

 

調べている時だった。

 

「絨毯」の「毯」が「毬」になってて あれ?変だなと思った。

 

「毬」の訓読みは手毬 毛毬の「まり」 毬栗の「いが」

 

音読みは キュウ  

 

タンとか読むのかなと調べたが そういう読み方は何処にも載ってなかった。 

 

おそらく校正の段階でミスに気付くべきだったと思う。

 

 

私は出版元の〇〇堂に間違いを指摘しようかとも思った。

 

 

何故なら 学生 一般人も含めて頼りの辞書が違ってたら嘘を

 

信じる結果にになるからだ。

 

今回の件は氷山の一角かも知れない。

 

こういう出版元はもう少し気を引き締めて仕事に臨んで欲しい。

 

そうしないと信頼は揺らいでしまう結果になり兼ねない。

 

 

 

 

 

 

 

私が高校の時 期末考査か中間考査か忘れたが

 

とにかくテストがあって 国語ではなく社会だったと思う。

 

解答は「廉価な事」が正解で 私は「廉」の漢字が

 

ちょっと自信がなかったので「れんかな事」と書いて

 

提出したのだった。

 

ところがテストが戻って来た時 れんかな事は×になってたのである。

 

わざわざ 先生がれんかな事の「れん」に赤ペンで「けん」と修正してあったのだ。

 

え?何で? と思い私も再度調べて見た。

 

しかし「廉」を「けん」と言う読み方は何処にもなかった。

 

私はもういいかと思ったが それが合ってれば満点だったのだ。

 

ちょっと悔しいので やっぱり担当教師に直接会って確かめる事にした。

 

丁度職員室に居られたので指摘すると

 

最初は素直に認めない為 私も粘ってると 担当教師は

 

漸く隣の席の先生に読み方を訊いていた。

 

すると「「れん」が正解」ですよ。」と言われ

 

そこでやっと私に謝罪してテストは100点になったのだった。

 

私は担当の教師に恥を掻かせるつもりはなかったが

 

最初から「すまなかったな」と非を認めてたら

 

恥を晒す事はなかったのにね。 

 

 

 

 

 

辞書でも先生でもミスをする事があると言う話でした。