スサノオの正体 | ガイアからテラへ 宇宙の愛をあなたに    ハッピーになるメッセージ

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神仙組Ⅰ(ハルマゲドン編)光と闇の黙示録より転載

「イザナギ」と「イザナミ」の正体と現人神の謎

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「天照大神=イエス・キリスト」の本質、つまり、虚数の世界(神霊界)の「天照大神=キリスト」の正体が、宇宙に遍在する「電磁波(光透波)」、究極的な超微粒子波動、(仮説として)「グラビトン」だということを述べてきた。
「天照大神=月読命=素戔嗚尊(国常立尊=天之御中主神)」であり、その正体は根源神、即ち超高周波電磁波なのだ。
そこで気になるのが、天照大神を生んだ「イザナギ」と「イザナミ」の正体である。
「天照大神=イエス・キリスト」で読み解くと、イザナギは御父ヤハウェ、イザナミは聖母マリアということになる。
だが、処女懐妊というのは比喩であり、現実的に有り得ないので、イエスの実父である大祭司ガブリエルがイザナギということになる。

また、アリオンによれば、古代日本の日向族に「アマテラス」という人物がいた。
すると、このアマテラスの両親が「イザナギ」と「イザナミ」ということになる。
ヘブル詩歌の発見者である川守田英二氏によると、イザナギ・イザナミの「イザ」は、聖書に登場する預言者イザヤの「イザ」で、「神よ、救いたまえ」という意味だという。
そして、イザナギは「ダビデ王統を救いたまえ」という意味で、イザナミは「ナオミの家を救いたまえ」となり、ナオミはダビデ王の母方の祖先なので、イザナミも「ダビデ王の王統を救いたまえ」という意味だという。
そして『古事記』において、皇祖神であるアマテラスを生んだ「イザナギ」と「イザナミ」は、『旧約聖書』のイザヤ夫婦だと結論付けている。

だとすると、「イザナギ」と「イザナミ」が産んだアマテラスは、ダビデ王の血統であり、イエスもダビデ王の血統なので、日向族のアマテラスはイエスと同族だったことが証明できる。
イエスの子サラがアマテラスだと考えるのは少し無理があるが、アマテラスがダビデ王の血統故に、天照大神(イエス・キリスト)の名を冠した名前として日向族の初代女帝となった可能性はある。
恐らくそれは同時に、出雲族を制圧した日向族が、卑弥呼とすり替えた女帝だったのだろう。
日向族は出雲族を封印し、歴史を改竄してきたが、イザナギ・イザナミは日本の国を生んだ神として全国の神社で祀られている。
そして日向族の神武天皇は初代天皇とされ、真の初代天皇であるニギハヤヒは完全に封殺されている。

だが、イザナギ・イザナミの陰陽が合体して「アマテラス」が生まれるのであるから、イザナギ・イザナミは陰陽であり、どちらか一方が出雲族ではないかと思われる。
少なくとも、本来はそうであるはずだ。
だが、イザナミが一神でアマテラスを生んだので、陰のアマテラスが生まれたということだろうか。
またそれは、聖母マリアがイエスを処女懐妊したという伝説と符合する。
そう仮定すると、一応辻褄は合う。
だが、それらは人間界での事象であり、神次元での本質ではない。

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『日月神示』には次のように示されている。

「地上の主宰神たる大神(素戔嗚尊)さへ、かくのごとく御隠退になるという有り様であるから、地上の主宰たる須佐之男命もまた、八百万の神々に、神退いに退はるりのやむなきに至り給い、自転倒嶋(おのころじま)を立ち去りて、世界のはしばしに漂泊の旅を続けられることになった。
しかし須佐之男命は、現界において八岐大蛇を平らげ地上を清め、天照大御神にお目にかけ給うたと同じように、神界においても、すべての悪神を掃蕩して地上を天下泰平に治め、御三体の大神様にお目にかけ、地上の主宰の大神となり給うというのである」


これを読む限りでは、素戔嗚尊の現人神が「須佐之男命」ということになる。
つまり、「イザナギ」「イザナミ」「アマテラス」「スサノオ」……といった名前は、虚数の世界の電磁力エネルギー(神)と、その受肉である現人神の2つの意味があり、神話というのは霊的な意味と人間界の歴史を重ね合わせたものなのだ。
その意味で、人類最初のイザナギとイザナミは「アダム」と「イブ」といえる。
「真の天照大神=キリスト」は、日本書紀・天理・金光・大本・日月神示で「国常立尊」と呼ばれている。
そして、国常立尊の暗黒面が盤古大神で、今日の公害などは、その副産物であることを述べてきた。
国常立尊(真の天照大神=キリスト)が電磁波なら、その暗黒面の副産物の1つは「人工の電磁波」である。

天照大神(国常立尊)は根源神のはずだが、何故か、天照大神を生んだのが「イザナギ」と「イザナミ」である。
天理教の泥海古紀で見たように、日と月の神が懸かって「人魚」と「白蛇」が「イザナギ」と「イザナミ」として人類の祖となったのを見ても、国常立尊(天照大神)が「イザナギ」と「イザナミ」から人類を創造している。
アリオンは「日本においては高天原系列の天子、イザナギ・イザナミと呼ばれし天子の来たれり星系の天の御使」だという。

つまり、イザナギ・イザナミとアリオンは同じ種類のエネルギーということになる。
日本神話でいう高天原は、基本的に太陽を指しているが、「星系」という言葉が使われているからには太陽とは別の星ということになる。
だとすると、オリオン星系の超太陽「シリウス」が考えられ、確かにそれはアリオンの軸となっている星である。
神話の矛盾はトリックの部分もあり、順番やストーリーはどうあれ、問題はその本質である。
『日月神示』には『古事記』と若干異なる部分があるが、『古事記』とほぼ同様の天地創造神話があり、中矢伸一氏は「古事記の霊的な扉(封印された真実)を開けられるのは日月神示だけ」だと述べている。
そこで、『[正釈]日月神示Ⅱ(徳間書店)』を参考に、イザナギとイザナミの正体に迫ってみたい。

鬼の正体と宇宙改造の仕組み

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アーリオーンによると、「鬼のルーツはアマ族で、人類の進化を促し、真の繁栄に導くことを目的として、紀元前3~2世紀にパミール高原を旅立った部族」だという。
アマ族は一般的に、人種的にモンゴロイド、一部はオリエント系で、その子孫は日本にも多数存在するとされている。
アマ族の一部は2つのグループに分かれてパミール高原を出発し、別々のルートで日本に上陸した。
両グループは、日本で合流して協力関係を結ぶ予定だったが、王権争奪の対立に発展した。
仁徳天皇と皇位争奪で破れた大山守皇子の末裔が伝承してきた『宮下文書』には、日本を建国した神々の原郷は、シルクロードの彼方、中央アジアの高原、パミール高原で、富士山麓に辿り着き高天原王朝を築いたと記されている。

大山守の名が示す通り、「山の民=鬼」だと考えられる。
そして、高天原の由来は、西部アジアの高原、ヘブライ語の「タガーマ原」ではないだろうか。
「ヘブライ語」「日本移住ルート」「日本建国」「鬼」この4つのキーワードから推測すると、彼らの本隊は「イスラエル10支族」だった可能性がある。
また、鬼と巨石文明との関連性も見逃せない。
巨石文明ですぐに連想するのがピラミッドで、エジプト文明のピラミッド群を造ったのはイスラエル民族である。
アマ族を天孫族ともいうが、王仁三郎は、富士山の高天原王朝から降りてきたことを本当の天孫降臨だという。

また、『霊界物語』では、国常立大神は初めトルコのエルズルムに出現したが、悪神によって世界の東北である日本列島に追いやられたとされている。
これはつまり、古代ユダヤ教とアマ神道が同じルーツであることを意味する。
イスラエル10支族は、製鉄技術を持っていたと言われている。
また、スサノオの八股の大蛇退治の伝説は、製鉄技術を入手したと解釈されているが、実はスサノオ自体が大蛇、産鉄神なのだ。
事実、蛇神が金属神である例は、世界中に見られる。
ここでも、「スサノオ=蛇神=ルシファー」という構図が成り立ち、これがバアル信仰に由来する。

また、「太陽神=ヤハウェ=イエス・キリスト=天照大神」信仰であり、天照大神も蛇神として祀られている。
蛇が「ルシファー」であり、「イエス・キリスト」の象徴であることは既に述べた通り。
ユダヤ教はもともとバアルを崇拝する多神教だったが、モーゼが天啓を受けた頃からヤハウェ1神教になったという有力説がある。

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出雲族の族長スサノオ(牛頭天皇)は、古代オリエントのバール(牛神)信仰に見られ、オリエント神話にも「八股の大蛇神話」や「天の岩戸神話」と同様の記述がある。
『日月神示』が大本の教典『大本神諭』『伊都能売神諭』の続編とするなら、『霊界物語』の続編と位置付けできる『龍宮神示』によると、国常立大神や天照大神が悪神で、悪神とされている素戔嗚尊(スサノオ)こそ救世神だと示されている。
大本の教祖「出口ナオ」と聖師「出口王仁三郎」は共に対立し、ナオが書記した『伊都能売神諭』及び『大本神諭』と、王仁三郎の霊言による『霊界物語』も対立し、それらの続編とされる『日月神示』と『龍宮神示』も対立構造にある。
それによって様々な議論がなされているが、人間の概念で「神々」や「善悪」を捉えると、訳の分からないことになる。

『日月神示』では、「国常立尊が地上神界の主宰神で、素戔嗚尊が地上現界の主宰神」だという。
この意味は別の機会に述べるとして、単純に、アーリオーン曰く「国常立尊=スサノオ」だという。
とすると、王仁三郎がいうことは「悪神である国常立尊の正体が救世神スサノオ」ということになる。
何故なら、国常立尊も素戔嗚尊も、鬼門に封じ込められた(意図的に隠れた)同一神であり、地震、雷、火の雨降らせて、この世の大洗濯をする国常立尊は、荒らぶるスサノオの性格そのものである。
また、国常立尊と素戔嗚尊の隠退は、天の岩戸に隠れた天照大神ともオーバーラップする。

「鬼=国常立尊=スサノオ=ヤハウェ=イエス・キリスト=天照大神」

したがって「バアル=ヤハウェ」となる。

ヤハウェの登場によって、バールは悪魔だと定義されるようになったが、バールのルーツはシュメール神話の「嵐の神マルドゥク」、エジプト神話では「オシリス」、ギリシャ神話では「ゼウス」、ローマ神話では「ジュピター」、日本神話では「スサノオ」であり、ヤハウェとバアルの関係は国常立尊とスサノオとなり、両者は同一神となる。
厳密にいうと、全て「=」で括るのは適切な表現ではないが、詳しい説明は後に譲って、とりあえず「=」と仮定して頂きたい。
また、「天津神」「国津神」であるが、地の神は地球神(国常立尊、素戔嗚尊)を指し、天の神は(最小単位で)太陽神(天照大神)となる。

つまり、太陽系全体が太陽のプラズマ領域という意味である。
もっと広義の意味での天の神は、この太陽系をも含むオリオン星系のプラズマ領域であるアーリオーンのような存在を指し、更には、銀河系全体のプラズマ領域(銀河系の意識)を指し、究極的には宇宙そのものということになる。
また狭義の意味においては、先ほど述べた人間界の「日向族」と「出雲族」となる。

また、大本神諭には次のように示されている。

「出口 上田(王仁三郎の旧姓)は経横(たてよこ)ぢゃ。
機織(はたおり)にたとえて仕組てあるぞよ。
申してある真実に結構な機(はた)が出来るぞよ」

「この大本は地からは変性男子(ナオ)と変性女子(王仁三郎)との二つの身魂を現して、男子には経糸、女子には横糸の経綸をさして、錦の機を織らしてあるから、織り上がりたら、立派な模様が出来ておるぞよ」


大本の教義では、ナオが「厳の御霊」、王仁三郎が「瑞の御霊」とされ、この2つが機織りの如くミロクの世を完成させると説く。
そうすると、『大本神諭』や『日月神示』は厳霊系の神示で、『霊界物語』や『龍宮神示』は瑞霊系の神示だといえる。
しかし、神が2種類ある訳ではなく、神は1つだがエネルギーの性質や働きが違うという意味だ。
また、立て替え(破壊)の後に立て直し (再生)があると考えるの現象界だけのことであり、霊的には立て替え即立て直し、極論「立て替え=立て直し」となる。

オコツトのコンタクティーである半田広宣氏の理論をまとめると、次のようになる。

「この宇宙に表裏一体の宇宙があって、宇宙がセーターのような編み物だとすると、この編み目をほどいていく作業が裏では同時に新しいセーターを編んでいく作業になり、新しい宇宙が造られる」

ムー大陸浮上説」というのがある。
伝説のムー大陸が再浮上して、日本が広大な大陸(国土)となり、日本が世界一の大国になるという夢のような話である。
だが、もし、日本列島の周辺で巨大な大陸が浮上するような地殻変動が起これば、日本列島はひとたまりもなく壊滅するのではないだろうか。
しかも、大量の海水を含んだ大陸に、人が住めるようになるのに一体どれだけの年月が掛かるのだろうか。
ある程度、水分が蒸発しても塩分を多量に含んだ土壌に草木が生えるようになるまでに、一体どれだけの年月が掛かるのだろうか。
それは、津波などによる一過性の水没の後の比ではないはずである。

そもそも、日本やイギリスのような島国を見ても分かる通り、大国というのは国土の面積は問題ではない。
仮に、ムー大陸が再浮上したとしたら、その領土問題が原因で世界大戦が起こるかも知れない。
軍事力も発言力もない今の日本には、ムー大陸を自国の領土にする事は出来ないだろう。
仮に日本の領土として認められたとしても、世界中から移民が押し寄せて、日本が乗っ取られる事になるだろう。
確かに「日本はお土が上がって、世界が一つになって日本に攻めてくる」という『日月神示』の予言と符合するが、これはまた別の意味がある。

実際のところ、ムー大陸の話は旧日本軍による創作であり、太平洋に大陸が沈んでいない事も判明している。
アトランティスが「サントリーニ島」だったという事も、まず間違いないと思う。
そして、日本列島を含む世界の五大陸が、かつて1つの巨大大陸だったらしい事がシミュレーションで分かっており、それを「パンゲア大陸」という。
それがノアの大洪水によって地球が膨張し、現在のように大陸が分裂したと考えられている。

だが、オコツトによると、6500年以上前の世界には「アトランティス文明」と「ムー文明」が存在したという。
これはどういう事なのか……文字通りに解釈しない方が良いと思う。
要は、パンゲア大陸という1つの大陸の中に、2つの相反する文明があったという意味であろう。
そして、オコツトが言う「アトランティス文明」は今で言う西洋文明(体主霊従主義)で、「ムー文明」は今で言う東洋文明(霊主体従主義)に相当すると考えて良い。

ムー大陸再浮上というのは1つの表現であり、霊的に解釈すれば「大東亜共栄圏」の完成という事になるだろう。
それは日本を中心とするアジア諸国の団結を意味し、西洋文明から東洋文明への転換を暗示したものである。
正確に言えば「西洋文明と東洋文明の統合」であり、厳密に言えば「東洋文明が西洋文明を抱き参らせる」という事になるだろう。
それは、アレクサンドロスの世界征服(東西の統合)が真の意味で実現する事を意味し、真の意味でのルネッサンスの時代が到来するのだ。
アジア(東洋)を団結させ、西洋文明に立ち向かうハルマゲドンを指揮し、遂には世界征服(東西の統合)を実現する者……。
それがアレクサンドロスの再来である「反キリスト」である。

何故、アレクサンドロスが反キリストの元祖かというと、スサノオの語源となる「スサの王」になったからで、実際に世界を征服したからである。
また、アレクサンドロスはエジプトでファラオに即位し、太陽神アメンの子を名乗った。
アメンは牛神アモン(バアル)であり、バアルは日本神話でいう「スサノオ」である。
アメンはルシファーでもあり、その子を名乗るという事は「反キリスト」だという事である。
それ以前に、アレクサンドロスは自分を、ギリシア神話の「ヘラクレス」の子孫だと信じていた。
9つ頭の蛇ヒュドラを退治したヘラクレスは、日本神話で言うヤマタノオロチを退治した「スサノオ」である。
そのアレクサンドロスの「スサの王」の肩書きを継承したのが出雲族のスサノオで、終末に於けるスサノオ(黙示録の獣=反キリスト)は日本から登場する事になる。

スサノオは「艮の金神」と呼ばれ、東北に封印された鬼である。
鬼とは「まつろわぬ者」の意だが、実際のスサノオ(フツシ)は出雲族の大王として島根県で崩御している。
つまり、「フツシ=艮の金神」とは言い難い事になる。
フツシの継承者のニギハヤヒも「大和の偉大な王」として崩御したので、「艮の金神」とは呼べない。
もちろん、霊的にはスサノオ・ニギハヤヒが「艮の金神」として封印されている訳だが、人間界の歴史ではそれは違う。
ニギハヤヒの継承者であるイスケヨリヒメは、日向族のイワレヒコと結婚して今の天皇家の起源となっている為、その系統も「艮の金神」ではない。
ニギハヤヒの系統で、出雲族の族長として最後まで(日向族支配の)大和朝廷に対抗し、まつろわぬ者(鬼)として東北方面で封印された者……
それは、日本神話で唯一「悪神」として記述されている「天津甕星」である。

つまり、人間界に於いては、天津ミカ星こそが「艮の金神」なのだ。
その証拠に、天津甕星は「金星」の意であり、別名の天香香背男の香香背(カカセ)は「蛇」の意で、いずれも「ルシファー」の象徴である。
それを裏付ける等式が以下の通りである。

「スサノオ=艮の金神=国常立尊=ルシファー」

よって、スサノオの御魂を持った反キリストの予型である王仁三郎が、大東亜共栄圏完成の雛型経綸を実演している。
王仁三郎は、満州・蒙古・中央アジア・中近東に至る広大な地域に、世界統一政府の予型である「ミロク神政王国」を建設しようとした。
その時の不思議な因縁について、次のように語っている。

「大正13年にいよいよ来年の素志を決行したのであります。
その時ちょうど蒙古に偉いラマがおって、昔ジンギスカンが蒙古に兵を挙げてから六百六十六年目に日出づる国から弥勒仏が出て蒙古を救うという予言があったのであります。
それがちょうど、大正13年が六百六十六年目に当たっておったのであります。
しかもこの蒙古を救う人は年五十四歳と言うのでありましたが、当時私は五十四歳であったからこれも符合したのであります」


だが、果たして、アジアから孤立している日本が、アジア諸国のリーダーになる事など出来るのだろうか……。
まず、アメリカの破産は早かれ遅かれ現実のものとなり、それと同時に日本も没落し、中国が世界の大国となる。
そうなると、日本は必然的に中国の支配下に入る事になるだろう。
もっと言えば、日本は中国の州の1つのような形になるかも知れない。
中国は日本を必要とし、日本は中国を必要とする関係にある。

王仁三郎は五行説を持ち出して、次のように述べている。

「中国は土、日本は木、中国と手を結ばなければ日本の繁栄はない」

現在、日本がアメリカの属国となっているように、最初は中国の属国という形になるかも知れない。
だが、日本には「天皇」という世界の最高権威が君臨し、日本人には「大和魂」と「言霊」と「技術」という三大超兵器が存在する。
更に、中国は龍神を信仰する国だが、それはまさに日本列島である。
「龍神=国常立尊=ルシファー」であり、中国を中心とするアジア連邦「大東亜共栄圏」を支配する反キリストは、日本から現れる事になる。
それは、日本が大東亜共栄圏のリーダーとなる事を意味する。
日本が中国に乗っ取られたとしても、日本が中国の頭脳として首都機能を果たす事になるはずであり、裏を返せば日本が中国を支配するという事になるのだ。

中国の分裂を予測する研究家もいるが、まずないだろう。
神も科学も医学も……今までの世界の各分野はあらゆるものが分裂し、細分化する事で発達してきた。
西洋医学と東洋医学、科学と宗教……それらの発達が頂点を極めた今、あらゆるものが統合に向かっており、神々も人々も国々も例外ではない。
その中で、中国が分裂するとは考えにくい。
中国共産党が解体すれば、それも有り得るだろうが、その社会システムによって経済大国・軍事大国に発展している中国共産党が解体される事も考えにくい。
そのような内部分裂の動きはあったとしても、中華思想を持つ中国が世界の覇権を握れるチャンスを放棄する訳がない。

また、一党独裁のシステムだからこそ偉大な指導者が現れる訳で、中国共産党が解体すればノストラダムスの予言は外れる事になる。
もっと言えば、その偉大な指導者である日本の反キリストが活躍する場を失う事になり、大東亜共栄圏や文明転換の実現も海の藻屑となる。
それは、日月神示や黙示録、ノストラダムスなどが予言する「ミロクの世」「至福千年王国」「黄金の世紀」が実現しない事を意味する。
そもそも、日月神示や黙示録、ノストラダムスの予言の中に、中国の分裂を示唆する記述は見当たらない。
もし、分裂の危機があれば、偉大な指導者である「反キリスト」が問題を解決するだろう。

問題は、大東亜共栄圏が実現したとしても、日本をリーダーとして認めるかどうか…である。
それについては、西欧の「闇の権力」によって仕掛けられた歴史の誤解が解ければ解決するだろう。
また、古代日本の封印された事実が公開されれば、世界中が日本を世界の盟主として受け入れる事になるだろう。
また、ソロビヨフやノストラダムスが予言した反キリスト(シーレン)は、世界の諸問題を解決する思想によって人々から絶大な支持を受けるという。
その思想とは、「反キリスト」の名の通り、イルミナティと同じく「キリスト教を破壊する」東洋思想であるはずだ。
何故なら、物質主義・科学万能主義による環境破壊や戦争を生み出している西洋文明は、キリスト教に立脚して発達した文明だからである。
それは、イエスが説いた教えが間違っている訳ではない。
イエスの教えの真意を歪めた教義を構築したのが、キリスト教なのだ。

イルミナティはその事を分かっていた。
彼らはグノーシス主義者(霊主体従主義者)であり、イエスを善神ルシファーの受肉だと考えていた。
その思想を提唱するのが反キリストだが、それはルシファー(国常立尊)の肉体である日本列島から現れる事になる。
かのイルミナティは解散後、残党がフリーメーソンに入会した事で、イルミナティの思想はフリーメーソンに受け継がれている。
それを支配するユダヤ財閥はルシファーを崇拝している訳だが、彼らは物質主義・拝金主義により、グノーシス主義が説く悪神(ルシファーの暗黒面)を崇拝しているのだ。

天皇が世界の王となるのは、ロスチャイルドが鍵を握っている。
『日月神示』が「イシヤと手を組め」と説いているのは、経済や技術など様々な面での意味があるが、要約すれば日本を世界政府の中枢にする為のシナリオなのだ。
詳しい事は今は話せないが、中国がキーになっているという事を覚えておいて頂きたい。

世界中のプレートが4枚重なっている位置に富士山があり、それが富士山に向かって集まって来ている。
これは、日本を中心に世界が統合される事を暗示する。
その過程で、日本列島がユーラシア大陸と再び繋がれば、四方を海で囲まれた「封印」から解かれた事になる。
最初的に、ユーラシア大陸を1つの超国家と見なせば、必然的に日本がユーラシア大陸の首都となる。
ムー大陸の再浮上……それは、日本列島がユーラシア大陸に繋がる事を意味するというのが私の見解である。

だが、日本列島が朝鮮半島に繋がるには、かなりの天変地異が伴うはずである。
そこで、まず考えられる事は、琉球古陸の浮上である。
沖縄と台湾は元々、陸続きだった事が分かっている。
その陸の大半が沈没してしまっているが、それを琉球古陸と呼び、与那国島の海底遺跡などもその一部である。
それは比較的浅い水深で、再浮上したとしても日本列島が壊滅する程の大災害は起こらないだろう。
「日本はお土が上がる」という予言通り、日本列島全体の底上げと共に琉球古陸が再浮上し、日本列島が台湾と繋がる事が考えられる。
それによって、日本列島はユーラシア大陸と合体し、それを「ムー大陸」と呼ぶのが理に叶っている。

太平洋に沈んだというムー大陸の話は創作ではあるが、「ムー」という名前が付けられたら事には意味がある。
それがどのような意味で名付けられたのかは知らないが、「無有」と当て字する事が出来る。
つまり、無から有を生み出すという意味である。
ここからはコジツケ話だが、無から有を生み出すというのは「物質化現象」である。
物質化現象とは、空間(無)に充満する素粒子を物質に構成するという事である。
それが言霊のエネルギーで、神々は言葉によって天地を創造した。
言霊の力を真に活用できるのが日本語であり、日本語は天地創造の道具である。
その無から有を生み出す日本語の言霊エネルギーの活用が、「ムー文明」のテクノロジーではないだろうか。
その意味でも、日本はムー大陸(ユーラシア大陸)の首都機能を果たす事になるだろう。

かつて、伝説のムー帝国(ノアの大洪水前のパンゲア大陸のムー文明)では、絶対神ナラヤナが信仰されていたと言われているが、その姿はまさに7つ頭の蛇「ルシファー=国常立尊」である。
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