2016年4月27日、pm4:29、3572g
元気いっぱいな男の子が
甲高いミニ怪獣のような産声を上げ
この世に誕生してくれました

ここからはなかなかの長文でございます

出産記録
出産は、予定日まで待つとなかなかなビッグベビーになる予感がすることと、私の体型的に骨盤が心配なこともあり(勝手な判断)、そしてかなり怖がりのため計画無痛分娩を決めてました

26日に計画分娩予定。
25日から入院、次の日の朝から促進剤開始。
傷みが無いうちから麻酔投与され、
旦那と余裕だね~なんて言いながら、LDRにて雑誌を読みながら、お菓子食べながらのん気に過ごしていました

お昼過ぎになり人工的に破水させました。
しかしその後、促進剤上げても、子宮口かたいし開かず、張りナシ陣痛来ず…
麻酔がかなり効きやすい身体のようで、
進みが停滞

このままじゃ先に進まないとの事で、お昼過ぎあたりから、とりあえず麻酔ストップで様子見になりました

マジかー

数時間後、痛い、痛い~陣痛来たー

しばらく耐えるも…(まだ耐えられる)
だけどもやはり、陣痛は進まず、子宮口も変わらず…
そして、頭の向きもあまり状態ではないとのこと。
かなりの陣痛を感じながら夕方18時頃、
このままじゃラチがあかない為、
明日仕切り直しましょうとお医者さん

マジかよー

その日に産まれるもんだと思ってたから
放心状態…
お昼までの余裕さが夢だったかのよう

麻酔ストップされたままの、促進剤は入ってく状態…
内心、今すぐ止めて‼︎と必死でした

でも、とりあえずこの促進剤全て入れて、
自然に陣痛が来ることもまれにあるから様子をみましょうと。。。
かすかな望みを信じ、耐えました

陣痛が押し寄せる度、険しい顔で旦那の腕ににしがみつき、もがき、腰をさすってもらいました

ご飯もここで食べていいし、このまま落ち着くまでここに居ていいからとLDRに残され、お医者さん達は切り上げて行っちゃいました

ちーん。
どれくらい経ったでしょうか。
2時間くらいかな。
その後ますます強い波の陣痛が押し寄せて、
もう泣く寸前…
間隔も狭まってるし、私の状態を見かねた旦那がナースコールしてくれました。
食事の最中であっただろうお医者さん(口モグモグさせてた)、看護師さんが来てくれて内診。
でもやはり、状況は変わってないとのこと

ここで、もうその日は諦めがつきました。
その日の夜は促進剤の為か、自然なものなのか、ひたすら5~10分おきの陣痛が朝まで続き、見事一睡も出来ませんでした

病院は家族の宿泊が出来ないので、
1人耐えながら夜を過ごしました。
横になってる方が辛かったので、痛みがが来る度に踵で肛門付近を押さえ、腰をさすり、ベッドに正座で朝を迎えました



泣きたかった…
日が明けて27日。
この日は麻酔ナシで、朝から促進剤を投与し子宮口広げ、陣痛を促そうとの事で、お医者さんの指示に従い覚悟し臨みました

朝からハイペースで促進剤の量を上げられる

午前の内診で、やはり前日と状況は変わらないとのこと。
午後2時頃に内診して、陣痛が進まないようなら帝王切開になる可能性があると言われました。
それならもう帝王切開で産む‼︎
甘えというか何というか…そういう考えも出てきちゃっていました

でもとりあえず頑張るんだ

自分を奮い立たせました

内診の時間。
痛みも来るのが早い、間隔も狭まる、3、4分間隔になってるのに、赤ちゃんはおりてこないし、子宮口の開きもまだ7cm。
この時点で午後1時半頃。
もはや、無痛分娩選択した意味は何もない…
と思いながら、根性で時が過ぎるのを待ちました

旦那がずっと腰をさすってくれてましたが、
内心、そこじゃない!違う!荒い!当たってる足が邪魔!気持ちが込もってない!テレビ見ながらさするな!一緒にやってくれるフーッ、フーッも煩わしい…!
最低な嫁と化してました…
笑
笑最終判断の前の内診で、
これはいけるかもしれない!
いきみの練習で陣痛、子宮口広げるようやってみてとのことで、助産師さんふたりがかりで病室にて闘いが始まりました

助産師さんが内診しつつ子宮口広げながら、陣痛の波に合わせて約1時間いきむ練習を重ねました

ここで産まれてしまえー!と思うくらいの気持ちでいきみました

助産師さんも血だらけ、羊水だらけになりながら、すごく褒めてくれて頑張ってくれました

先生の内診最終判断…
「頑張ってくれたのに…ちょっと厳しいね、ごめんね骨盤が狭い、帝王切開だね」
でした

最終的に骨盤が狭くて赤ちゃんおりてくるのが厳しかったようです…
が、が、が、がんばったのに…
もう少し早くに判断下されてたら、この苦しみはなかった…
朝の時点で帝王切開をお願いしようと思ったりしてたので強く訴えればよかった…
いろんな気持ちが巡りましたが、
全てに立ち向かった自分を褒めようと思いました
(自分に甘い…)
(自分に甘い…)帝王切開と決まってからは、超スピーディーあれよあれよと事は進みました





帝王切開は帝王切開でこれまた緊張しましたが、もう会えるんだという喜びの方が勝ってました

そんなこんなで、夕方4:29に、赤ちゃん出ますよーの先生の声の後、元気な産声が聞こえた瞬間涙が溢れました

推定体重より300g大きい3572g

助産師さんが隣に運んできてくれた時には
大号泣でした

それまでの辛いことなど全部吹っ飛んだ

陣痛の痛みも忘れた

(いや、それはワスレナイ…笑)
多分甘く考えすぎてた計画無痛分娩

最終的になかなか濃い出産となりました

明日より楽しみな母子同室です

育児1年生、これから頑張ろうと思います

愛情たっぷり注いで…
長い長い出産記録でした

