私は偏差値50くらい(といっても偏差値30の中学の内部進学なので実際は・・・)の高校の内部進学のクラスに所属していました。
私含め、皆高校受験は経験せずにそのまま高校に上がっているので、中だるみのまま高校生活を過ごしていました。
よほどの進学校でないと、高校2年生から勉強する、あるいは高校3年になってすぐに勉強を始めるなんて言うのはあり得ないですよね。
そんな学校で、いきなり1人勉強に奮起し始めるとどうなるのか。。。。。
浮きます
私自身もかつてはそういう空気感に染まっていたのですが、基本的に偏差値50かそれ以下の高校だと、
「勉強なんてしても意味がない」 「大学受験は何とかなる」
「そもそも大学受験に必要な勉強や情報を収集しない(する必要はない)」
「いや俺ら偏差値低いし結局無理でしょ」
こんな空気が漂っています。なので皆周りに合わせてダラダラと時間を浪費する。
当然部活に精を出す人もいますがかなりの少数派、ここでいうダラダラというのは、
休み時間はもちろん、授業中もスマホスマホスマホスマホスマホ・・・・・・スマホばかりで時間を浪費する。そういうのを指しています。
さらに言えば、偏差値50かそれ以下の高校は、クラスの半分かそれ以上が推薦で早めに進路を決め、受験ムードがひと時でさえ生まれないこともありうる。
そんな空気の中、1人 「あれ・・?これってまずくない?」と危機感を覚えて勉強しようと思う。
そう思うが、「ハブられたらどうしよう、変な目で見られたら」と最初の一歩が踏み出せずにいるという人は多いはず。
進学校が進学校たるのは、当然合格実績が群を抜いて良いからだが、
なぜ合格実績が出せるのかといえば、「勉強して当たり前」だという環境にいるから。
むしろ勉強しないと浮いてしまうという環境にいるから。
逆に、偏差値50かそれ以下の高校では勉強すると浮いてしまう。(という空気がある)
が、よく考えてみてほしい。
大学によって人生がすべて決まるという論調はさすがに行き過ぎているが、
どの大学に入学するかという決定が人生に大きな影響を与えてしまうのにもかかわらず、
自分の人生の大きな決定をその場の空気に合わせたいがために無きものにしてしまうべきなのだろうか。
違うはずである。
もし、あなたがある日決心して、いきなり勉強を始め、それを集団で嘲笑する、ましてや邪魔までするような人間は
その程度ということであり、付き合う価値はない。
周りに流され全員で地の底に落ちていくなら、自分1人だけでも変わって、最後にあの時ああしててよかったと思えるのならそれでいい。