コロナの影響は身に見えない形で表れている。
ケアマネをしていると、月に一度のモニタリングで在宅を訪れると、見た目には変わらない人がいる。
しかし、話を聞いていくと、心に不安が大きく広がっている。
いつもなら、30分程度で話が尽きるのだが、
どこの家でも1時間はザラに滞在していた。
そこには、話を聞いてもらいたい、人とのかかわりが薄くなった高齢者が
自分の心に気が付かず、コロナに侵されている。
特に一人暮らしの高齢者で県外に子供たちがいる高齢者たちは
変化が顕著に表れてる。
GWは毎年訪問があり楽しい時間を過ごしていた。
何か
あれば、来てくれる家族。
遠いけど、安心感があった。
その家族との絆がプツッと閉ざされた。
外出ができない、家族も来てくれない、人とのかかわりがない・・・・
認知症への不安など 様々な不安の中で生活をしなくてはいけない。
目に見えないコロナは身体だけでなく
心まで 侵し続けている。