2023年もあと数日となりました。

 

記録的な寒波の襲来がありました。

道内でも過去最高の降雪量を記録した町もあり、除雪やインフラの管理に皆さんへとへとの様子です。

 

我が町内会は、今年から団地内57カ所あるゴミステーションの管理を、利用者の当番制によって行うことになりました。

ご高齢で管理が不可能なかたは、個人的に自治会に連絡し、その当番を免除して貰うことが出来ますが、基本的には個人的な事情(仕事が忙しい、腰が痛い、早朝出勤、ひとり暮らしなど)は考慮しない。全員公平に当番が当たることになりました。

 

当番の任期は、1世帯半年ごと。つまり、降雪や除雪車によってゴミステーションが完全に埋まってしまう時期も含めて半年間「1世帯」で管理し続けることになったのです。

しかも、ご丁寧に既に5年後までの当番表が作成され、これを家の壁に貼って実施するようにとお達しが来ました。

 

ゴミステーションの実態は、各か所でさまざまで、任意や善意でつつが無くきれいに除雪管理されているステーションもあり。逆に、ステーション自体が雪に埋没している場所、ゴミが溢れてカラスさんの悪さの餌食になっている場所など、さまざまなようです。利用する住人の間にも、静かな反目や非難が潜在していた場所もあれば、近隣で声を掛け合って助け合い、気持ちよくお付き合いが続いている場所もある。

 

私が利用しているステーションは、利用者が6世帯とハッキリしています。

50代のご夫婦3世帯、60代のひとり暮らし2世帯、80代のご夫婦が1世帯という内わけです。

このうち一番積極的に除雪に出て下さっていたのが80代のご夫婦のうちの「おくさま」で

今年86歳だそうです。

このご婦人からは、さすがに昨年「辛い、腰が痛い、そろそろ引退したい」とのお声が聞かれました。

 

ステーションの管理世話人は私が引き受けました。

まず、町内から指示された5年先までの当番表を持って各世帯を訪問した時、全世帯から「この当番制では無理です」「半年間も当番出来ません」「冬は毎日ひとりで除雪することになるんですか?」等など、不安や不満の声が聞かれました。

結果、今までの「それとなくお互いが助け合って成り立っていた管理方法で良いのではないでしょうか」という結論になり、私が町内会自治会にその旨報告しました。

 

86歳の真面目なご婦人はいつも早起きで、まだ暗いうちに家の前の除雪とゴミステーションの除雪をして下さいます。

どうかどうか、そんなになさらないでください。まだ若い者がおります、私たちが致しますのでと、何度かお願いはしたのですが、腰が痛いはずのご婦人ですが、これがなかなか。

 

今朝も7時(やっと明るくなった頃)見たら、既にステーションは除雪済み。足あとを辿ると86歳のお宅の玄関に…!しまった!遅れを取ったか!

 

先日「寒波❕豪雪❕」のニュースが流れた日は、緊張のあまり、私は夜中の2時にガバッと飛び起きてパジャマの上にアノラックを羽織りステーションの除雪をしました。

 

今年は寒いですがまだ降雪量は少ない。除雪車も来ていません。

これからどうなるかなぁ。緊張の日々です。

 

         先日の区内でのスリップ事故の様子。死傷者はいなかったようです。