仁王門
立派な門構えです
仁王門からみた金堂
けっこうこの撮り方好きです
◾️周防国分寺
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国分寺は、741年に聖武天皇の勅願(詔)によって諸国に68ケ寺建立された官立の寺院です。
その詔の中に『国泰らかに人楽しみ、災除き福至る』と国民の幸せを祈念され、当時流行っていた、疫病・戦乱から国民を守り、五穀の豊作の世となるようにと諸国に建立されました。
創建当初の国分寺は、寺域2町四方、その中に、南大門・中門・回廊・金堂・講堂・七重塔などの七堂伽藍がありました。
また、本尊は、丈六の釈迦如来でした。
国分寺の正式名称は、金光明四天王護国の寺といいます。
現在の伽藍は、奈良時代の創建時の位置に立っており、全国的に珍しい。
金堂の解体修理の過程での発掘調査で、金堂は奈良時代、創建当初の金堂の上に再建されおり、創建当初から、その位置が動いてないことが、判明致しました。
現在の寺域は、東西に約1町、南北に2町の寺域を保持し、その中に、仁王門・金堂・聖天堂・二の門・持仏堂・庫裏・長屋・土蔵を現在に伝えています。
御本尊は、室町時代の薬師如来坐像(重要文化財)で、その他に平安時代初期の日光・月光菩薩(重要文化財)、藤原時代初期の四天王(重要文化財)など、数多くの仏像を安置している。
宗派は、高野山真言宗(別格本山)に属している。
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周防国分寺HPより
創建当初の寺域をほぼ維持しているのは、
全国でもまれなんだそうですよ
右側が周防国分寺の御朱印です。
薬壺の朱印が押されていますね
御本尊の薬師如来像が持たれている薬壺🏺
一般的には、薬壺の中には何も入っていない場合が多いんだそうです
が
周防国分寺の薬師如来木像の薬壺からは米や大麦などの穀物、朝鮮人参や菖蒲の根などの生薬、水晶などの宝物などが発見されているそうです
左側の御朱印は、
金堂裏側にある聖天尊さまの御朱印です
創建当初の聖天堂は、1702年に地元の大名である毛利吉広によって建立されたそうです。
健康、商売繁盛、夫婦和合および幸運全般を与えてくださる神様なんですって
いまの聖天堂は2008年に完成したものです。
切り絵御朱印もいただきました
薬師如来さまの表情まで表現されてますね
とても細かな切り絵です