今、NHK総合で「トンイ」を放映中ですが、
(トンイ自体は、淑嬪崔氏が主人公ですが)もちろん、
張玉貞=張禧嬪チャンヒビン氏が、登場しているドラマ。
この時代のドラマは韓国でもっとも多く描かれた時代だそうです。
粛宗ー張禧嬪ー仁顕王妃・・・
300年前の話ですが一番ドラマチックで、
張禧嬪の話をドラマ化すれば成功が約束されている。
-とも言われているそうです。
だから?だからなのか、そうなのかはわかりませんが、
新しいチャン・ヒビンが、韓国SBSで2013年4月から放送・・・
「張玉貞、愛に生きる」 うーんタイトルが新鮮
チャンヒビン役は、時代劇始めてのキム・テヒさん。
どこかで見たことありますね~と思いましたら、
今大河ドラマで話題の西島秀俊さんとの共演ドラマ「僕とスターの99日」に、
キム・テヒさん出演されてましたね。
ということで、現在韓国で放映中のチャンヒビンは、キム・テヒ、
粛宗役にはユ・アイン、仁顕王后はホン・スヒョンさんが務めていらっしゃる。
もちろんトンイ役=後の淑嬪崔氏も登場されます。
チャン・オクチョンを演じたドラマは、9作。 9代目となるキム・テヒさん曰くー
「もし、先輩達が演じた歴代の張禧嬪のような役柄であったら、
演じることにはならなかったかもしれません。
しかし、今回はそれとは違う新たな解釈を加えたキャラクターなので、
自然と選択することができました。
彼女は低い身分の出身であったことで挫折も経験しますが、
このドラマでは彼女がそのせいであくどい人間に落ちていくのではなく、
さらに芯が強くなっていく魅力的な女性として描かれています。
そんな張禧嬪の姿が多くの視聴者にも新鮮な楽しみを与えることができると思いました」 というトーク記事 ※韓国ドラマ秘話録~抜粋
個人的には、張禧嬪を悪女だとは思えないことです。
彼女ひとりで悪女になった訳ではないと思っています。
朝鮮王朝3大悪女といわれる、鄭蘭貞ことナンジョン、
燕山君の側室 張緑水ことチャンノクス、
そして張玉貞チャンオクチョンこと張禧嬪の3人ですが、
彼女達の生まれ自体が、賤民で差別を受けていた。
張玉貞は中人でしたが、王の側室となる女性は両班でなければならない
という時代に禧嬪まで昇りつめた。
いづれにせよ、低い身分であっても美しく聡明であったことから
少し道理が外れてしまい哀しい最後になってしまったのです。
彼女達の美貌と才能はもっと違う時代であれば活かされたであろうに-
と、思うととても哀れで切なく悲しく思うばかりです。
今回も、張玉貞をまた違う側面から見ることができるドラマでとても楽しみですね
2013年4月~韓国SBS
放映中 『張玉貞、愛に生きる』
小説「チャンオクチョン、愛に生きる」を原作とするドラマ。
本作は通訳官の娘として生まれ、宮女クンニョ から王妃の座まで昇りつめるものの、
稀代の悪女としてその名をとどろかせ
波乱の生涯を終えたチャン・オクチョン<張禧嬪の本名>を
新しい視点からとらえ直し、
彼女の人間的な姿にスポットを当てた注目の時代劇。