以前、取引先様からいただいたデータを使ってCAD上で編集していた時
ブロック化された様なオブジェクトがあって。


でも分解ができないし、

プロパティ管理にもただの【線分】としか表示されていないし・・・


なんだろうなぁ・・・むっ と思いながら、いろいろ見てみると

グループ化されたオブジェクトだった事が分かりました。


グループ化されたオブジェクトはこの時が初対面だったんですが

自分以外の人の作ったデータを編集すると

いろんな発見がありますねぇ・・(・ω・ )

今日は ブロックを使っての、曲線上の等分配列についての記事です。


↓こういう自由曲線に (ちなみにこれはスプライン)


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なんでもいいんですけど、

今回はただの直線を曲線上に回転させながら配置します。


ひらめき電球まず曲線に配置させたいオブジェクトをブロックに。


そして、

作成メニュー ディバイダ(メジャー)


①曲線オブジェクトを選択


②b(ブロック) → 実行


③挿入するブッロク名を入力

 ブッロク作成時に付けた名前を入力 → 実行


④回転させながら挿入しますか? Y(はい) → 実行


⑤分割数入力 今回は30 → 実行


↓これでこういうオブジェクトができあがります。


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配置するオブジェクトを微妙な角度に調整したい場合は

ブロックの作成時にオブジェクトを回転させておきます。


↓角度を変えたらこんな感じ。


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あんまり使う機会はないかもしれないですけど

最近は特許図面で曲面に縫いつけられたジッパーを表現した時に使いました。

コレ使っても結構大変でしたけどね・・・ガーン



AutoCADでオブジェクトを自由に変形させたいとき

方法の一つとして、オブジェクトプロパティ管理を使っての変形があります。


例えば、↓こんなオブジェクトを


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 ↓ こんな感じに変形させたりとか。


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これをするにはまず

変形させたいオブジェクトを1つのブロックにしておきます。


そうすれば、オブジェクトプロパティ管理の

ジオメトリの尺度数値を変更するだけで

簡単に変形できますニコニコ