さて9月。
9月の半ばは幼稚園の説明会が解禁となります。
私は本命の幼稚園と、室長おすすめの抑えの幼稚園の2つに行く予定でした。
本命の幼稚園は、現在は予約が必要のようですが、当時は確か予約はいらず、これは抑えの幼稚園も同様。
というわけで、まずは本命の幼稚園へ。
説明会は幼稚園が終わってから行われるようで、午後の時間帯だったのですが、子どもは連れてきてはいけないということだったので、娘は託児所に預けることに。
元々通っているプレスクールは託児サービスも行っているので、そこでお願いし、ネットで調べた通り、紺スーツ、いわゆるお受験スーツで向かいました。
会場である講堂に入ると、すっごい人一杯。一面紺だらけ!この立派な講堂、結構広いのに、始まる5分前には着いたのに‥‥、とただただ唖然。
夫婦で来ている人たちが多く(平日の午後なのにい)、とんでもない緊迫感が漂っていてびっくり。そして皆姿勢が良く、すっごい静か。
その後も、どなたか先生がやってくる度に、皆一斉に(号令も何も無いのに)立ち上がって深々とお辞儀をする。退場するときも同様。それを延々とくり返す。
「お受験」というものに初めてきちんと出会った気がした私は
「そうか、幼稚園の説明会ってこういうものなのかあ」
とつくづく感心していたのでした。
説明会終了後、園舍を見学。
こじんまりとして、特別豪華とか綺麗とかいうわけではないけど、ほのぼのとして子どもが過ごしやすそうな園舍で好感(何しろ今までごちゃごちゃしたり汚かったりするところを多く見てたもので^^;)
気になったのは、移動の途中にいる警備員に挨拶する人としない人に分かれていたこと。そして挨拶する人は皆とても親しそうであり、また必ずと言っていい程いかにも「お金持ち」といった感じであること。
「合格する人はあんな風に屈託なく挨拶できるような人なのかなあ」
とぼんやりと思いつつ、帰路についたのでした。