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今日、千葉ロッテからFA移籍した小林 宏之の人的保障が発表されプロ4年目の






高濱 卓也(21)の千葉ロッテ移籍が決まった。






高濱は横浜高校から2008年ドラフト1位で阪神に入団








入団以来首脳陣の期待は高かったが怪我もありこれまで一軍出場はない。






しかし今年の春季キャンプは常時1軍に滞在し、初の一軍出場も見えてきたところでの






移籍となった。






今回千葉ロッテ側からしてみたらよく高濱が残っていたなぁと思っただろう。






ロッテは西岡 剛のMLB移籍に加え、今江 敏晃の調整不足で内野手のテコ入れが必要な






ところで獲得の矢先に高濱がむいたこととなった。






問題は阪神の方だ。






星野政権からこれまでの補強をあまりしなかった時代から積極的にFAで獲得することとなった。






しかしFAやMLB帰りの選手を次々獲得することにより鳴尾浜育ちの生え抜き選手が主力選手






としてでてこなくなったのも事実だ。






実際阪神で主力の生え抜き野手といえば、鳥谷 敬








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関本 賢太郎








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藤川 俊介








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狩野 恵輔










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桜井 広大














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くらしか思いつかない。






大卒の鳥谷、藤川俊は殆ど鳴尾浜で汗を流したことはなく鳴尾浜育ちの主力選手は






関本、狩野、桜井しかいない。






このオフも楽天から藤井 彰人、ロッテから小林 宏之を獲得する姿勢は






「長嶋 茂雄政権下の巨人」に全く持ってダブって見える。






だがFAで取られた球団への人的保障のプロテクトに関しては






「生え抜き選手軽視」の姿勢である。






過去に2007年オフに広島からFAで新井 貴浩を獲得したが






その時に人的保障で移籍したのが






赤松 真人だった。










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阪神時代は怪我が多かったとはいえ「ポスト赤星 憲広」と言われていた俊足選手を阪神はアッサリ






放出したのははなはだ疑問だった。








その後の赤松の広島移籍後の活躍は説明するまでもないだろう。






阪神フロントは3年前に起こした「失態」今回また繰り替えすこととなった。










2003年、2005年と3年間で2回セリーグ優勝した阪神だか2006年以降5年間優勝出来ないところ






にはベテラン選手への依存もあるけど、生きのいい鳴尾浜育ちの選手が殆ど出てこなかったことが








言えるだろう。








高濱は新天地ロッテで古巣阪神を見返す活躍をしてもらいたい。








同級生の唐川 有己の存在は高濱には大いに刺激になるだろう。








阪神は小林 宏之が額面道りの活躍が出来ないようなら鳴尾浜で見ているファンから強烈な






シッペ返しが来るだろう。






そして阪神ファンもFA選手を強奪することを否定する資格はないだろう。