アメリカにおいては国防費圧縮を主とした財政赤字削減が現実味を帯びてきた。
財政赤字が実際に削減されるかどうか予断を許さないが、まがりなりにも削減されるようだと、貯蓄・投資バランスの改善を通じて対外赤字の縮小にもつながるという効果も出てくる。
アメリカ自身の負担を減少させつつ、新しい世界政治・経済体制における指導権確保に専念できる体制が整ってきたわけである。
アメリカの対外政策の基本的な性格は、「軍事」から「経済」に移行すると見てよい。
いうまでもなく、アメリカにとってキー・カントリーは日本である。
アメリカがヨーロッパ戦略に没頭できるように側面支援をしてほしい=カネを出してくれということである。
アジア太平洋地域には、高い潜在成長力がある。