昨夜の話


夜~ランニング~ひゃ金~銭湯~寿司屋


そして、いつもの寿司屋へ


22時30分ごろの出来事


微妙な時間帯である。


ここで一言


店のスリガラスから中の様子を一瞬のぞく!


そして、判断するのである。


普通は、お客さん混んでいるかな~いっぱいかな~となるが


この時間帯は、ほとんど空いているので、そこを見るのではない


すし職人の様子を瞬時に見るのである。


どういうことかというと日曜日、天気も普通で桜の花見(造幣局)など


考え、忙しく疲れてダレていないか?誰が握っているか?など


寿司屋に限らず、職人や店員がダレていると、店間違えましたと


帰りたくなる経験は誰にでもあるだろう~実際帰ることもある。


正直、その気を感じた場合は帰ったほうがお互いのためにいいので


あるがNOと言えない日本人。それがいい時もあるが・・・


判断力が試されているというか~こだわりというか~



そして、話はそれたが


その時間帯に孤高のシェフ1名さまトレーニング姿でご来店!


修行中の仲居をしていた男の子がやってきた。


「今日はネタが出てあんまりありませんが?」と


はじめに断わりをしてくれた。


自分のことは覚えてくれているはずである。


予想どおりの展開!職人も疲れ気味の空気~


「軽くでいいから、大丈夫!」


ということで、気持ちよくカウンター席に着いた


本当に軽く食べて飲むつもりだった。


別の意味で(千円札2枚と銭湯のおつりの所持金だけ)


予算オーバーしないように、計算しながら注文していた。


ドボンになったら罰ゲームとして警察のお世話になるのか?




そして、いよいよ お会計である。


さらっと10分ほどで、引き上げるカッコよさ!


(誰も見てないが・・・・自己満足を忘れずに・・・)


自分の計算では、かなり余裕があるはずの貧乏さ!


(誰も知らないが・・・・自己責任を問われぬよう・・)



いつもの職人A「今日はネタが無くてすいませんでした!」


おそらく謎の男と思われているだろう~けど


いつも注文のやり取り以外は、一切会話したことがないが


職人同士にしか分からない空気は感じているはずである。



ボクサーの練習生でも、風俗案内所の兄ちゃんでもないことは


認識していると思うが・・・・・



そして、レジでお釣りをもらって店を出た。



すぐに、先ほどの仲居の男の子が飛んできた!


「お客さん忘れ物です!」と これ!ビニール袋!ビニール袋!


とは言わなかったが・・・・


ひゃ金で買ったTシャツとパンツの着替を入れたビニール袋


に汗まみれの下着とタオル。。。それを持ってきてくれたのだ


「ありがとうよ!」 平静をよそおいながら・・・




あの見習いの仲居のキャッシャーのダテ眼鏡の17歳ぐらいの


身長150ぐらいでまだ成長中の田舎から出てきた感じの男の子



「店長!この子伸びるよ!」



今度は鯛の荒だきを注文しようと思う。