耳をすませば

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ピアニスト 牛田智大さんを応援しています。

コンサートレポ、好きなこと、お花、料理、仕事、ハンドメイド、日々のあれこれ…。
自由気ままに綴っていきます♪

 

今朝、Tさんから今年4回目のスイカが届きました。

 

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大きいんだよ~!

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包丁を入れると、かすかに夕立前の遠雷のような音がします。

 

 

 

 

 

 

今年ほど、たくさんすいかを食べた贅沢な夏はありません。

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こんなに大きいのを一人で食べたよ(〃∇〃)

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黒い種、白い種…

 

 

 

 

牛さん模様の種!

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我が家のマンションの敷地のあじさい。

 

 

 

最初は薄緑

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やがて白くなり

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淡いブルーに色づいて

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徐々にまた薄緑に。

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植木屋さんが、一斉に敷地の植栽の剪定を行っていたその日

 

 

 

1輪だけもらってきました。

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その日、夕方買い物に行くときに見たら

 

すっかり剪定された紫陽花の枝に花は一つもなく

 

私はすごいタイミングでこの花を我が家に迎えることが出来ました。

 

 

 

 

そのせいでしょうか。

 

 

この夏の暑さの中

 

1ヶ月経ってもこんなに元気。

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私には、偶然だけど切られる寸前に助け出してくれた私に

 

「ありがとう」って頑張って咲いてくれてるように見えて

 

けなげで愛おしくて仕方ない。

 

 

 

 

 

1ヶ月半を迎える頃、さすがに葉っぱが萎れてきました。

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そして先週、とうとう枯れてきた。

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花びらを両手で包むように触ると、カサカサと音がします。

 

 

 

ドライフラワーに変身中だったのね!

 

 

 

 

葉っぱを切って、花瓶の水を捨てました。

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本来私、ドライフラワーはあまり好きじゃないけれど

 

こんなに頑張ってくれたあなたは特別。

 

最後までちゃんと見届けるからね。
 

 

 

 

 

それにしても、紫陽花の色の変化ってすごいなあ。

 

 

黄緑で始まり、黄緑に還る。

 

 

なんだかちょっと、人間の一生に似てるような気もします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今年も作成中の透かしほおずき

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現在こんな感じです。

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昨日までまた、実家に帰省してました。

 

 

今回もやることがてんこ盛り。

 

 

まずは、『国庫債券』とやらの再発行手続き。

 

 

年一回、それを郵便局に持って行くとお金に換金してもらえたらしいのですが

 

どんなに探しても見つからず

 

母の記憶も曖昧なため

 

それがどんなものか分からないまま市役所に聞いても郵便局に聞いても分からないと言われ

 

粘りに粘って徹底的に調べ尽くし 日銀担当者との連絡までこぎ着けて

 

なんとか再発行してもらえることになりました。

 

 

なんとこれ、母がまだ1歳だった頃

 

支那事変で戦死した祖父の遺族に対する弔慰金だったんです。

 

 

 

 

手続きは受取人である母本人でないと出来ないとのことで

 

施設に外出許可をもらってTさんの車で迎えに行きました。

 

 

 

5月に入居した時、ちょうど田植えをしていた施設の隣の田んぼの稲は

 

もう黄色く色づいて、頭を垂れ始めていました。

 

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施設の入口で、首を長くして私達を待っていたのは

 

母ともう一人、母と仲良くなったお隣さん。

 

 

 

ニコニコしながら私達を出迎えてくれて

 

私の袖を引っ張って少し離れたところに連れて行き

 

「いつもあなたのお母さんからいろいろいただいてるから」

 

と、私の手に千円札を2枚、強引にねじ込みました。

 

 

いやいや、施設に入っているご高齢の方からいただくわけにはいきません。

 

けれど頑として譲らず、すごい力で私の手に握らせます。

 

 

 

 

受け取ってしまった…あせる

 

 

あとで母に聞いたら、母より5歳も年上とのこと。

 

 

 

90代の方からおこづかいをいただくなんて…あせるあせるえーん

 

 

 

でもきっと、どうしてもそうされたかったのでしょう。

 

 

この二千円、私にとっては10万円くらいの重みがあります(T_T)

 

 

 

 

 

 

母の部屋には、前回私が持って行ったほおずきが飾られていました。

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これを持って行ったとき、母は「あっ!」と声を上げ、それはそれは嬉しそうでした。

 

夏はお花がすぐ枯れちゃうからね…。

 

 

ほおずきの隣には、随分前に持って行った庭のフサスグリがありました。

 

もうすっかり萎れてるのに、きっと母はこの赤い実に癒やされていたんだろうな…。

 

 

 

 

 

 

 

郵便局で一緒に手続きをして

 

セブンイレブンでサンドイッチやおにぎり、デザートやお隣さんへのお土産のお菓子を買って

 

実家の居間で3人でお昼を食べました。

 

 

変化がほとんどないという施設の食事に飽きたのか、しきりに「おいしい」「幸せ」と繰り返す母。

 

 

髪は柔らかなグレーで、頬はピンク色。

 

メイクをしていないのに、今まで見たことないくらい綺麗な肌をしています。

 

 

5ヶ月前のあの日、チリチリに焦げた髪と、火傷をしてガーゼだらけの顔を見て胸が潰れそうになったことが嘘のよう。

 

 

 

 

Tさんがタッパーに入れて持ってきてくれた冷やしたスイカを

 

お隣さんと一緒に食べると言って嬉しそうに施設に戻っていきました。

 

 

 

 

 

午後は住宅メーカーさんが来て

 

解体の見積りの確定した数字を教えてくれました。

 

 

 

 

 

 

庭のいちじくは、食べられそうなのが数個。

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この白いのはニラの花?

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このイチジク浣腸(オイ!)みたいなのは、「ギボウシ」という名前だそう。

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「漢字は偽の帽子?」と言ったら違うと笑われました(^^;)

 

正解は「擬宝珠」。まず読めない。

 

 

 

 

 

 

ミョウガの花。小さな水芭蕉みたい。

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たくさん採れたよ~!

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柿の実もなってます。

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あんなに綺麗だった紫陽花の花も

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もうすっかり色褪せてます。

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それよりも、見て下さい!紫陽花の上に…

 

 

 

 

 

 

 

黄色と黒のシマシマの蜘蛛。

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危うく引っかかるところでしたよ。うぎゃああああ!ゲロー

 

 

 

 

他にも、一見お米をこぼしたかと思うような大量なアリの卵とか

 

熟れたいちじくに群がる無数のカナブンとか

 

恐怖の光景があちこちに散りばめられています叫び

 

 

 

 

 

 

 

 

冷房も扇風機もない家の暑さと

 

トイレのドアをはずして以来、煤の臭いと共に漂うトイレの香りとのダブルパンチで

 

前回熱中症のように頭痛と吐き気に襲われてしまった私。

 

 

 

今回はいいことを考えつきました電球気づき

 

 

たまたま見つけたいい香りの蚊取り線香を焚いたら煤とトイレ臭は気にならなくなり

 

いつも被っているキャップに保冷剤を入れたら暑さもかなり軽減キラキラ

 

 

 

 

 

天・才・…カモ…🦆(///∇//)

 

 

 

 

 

 

しかし、

 

 

 

いつもお手洗いを借りているお向かいさんが午前中いっぱい出かけてしまい

 

なんとか我慢をしていたけれど、限界が近付いてきて

 

ガムテープとダンボールを買いに行ったホームセンターのトイレに飛び込んだのですが

 

無事に用を足して手を洗いながらふと鏡を見たら

 

 

そこには水森亜土ちゃんばりにデカい帽子をかぶったオバサンが…。

(分かる方、同世代(*^.^*)

 

 

 

いけない!頭の中に、デカい保冷剤仕込んだままだった…( ̄▽ ̄;)

 

 

鏡もなく、せっせと作業していたので、意識してなかった自分のビジュアルの酷さにびっくり汗ドクロ

 

 

 

 

 

 

 

作業を終えて、従姉の家に向かう途中咲いていた花。

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なんて可憐なピンク色。

 

 

 

 

 

 

この可愛らしい実はなんだろう。そのうち色づくのかな?

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従姉夫婦はとっても仲良しでおおらか。

 

特にご主人が従姉のことが大好きなのがよく分かる。

 

 

私も小さい頃、この従姉のことが大好きで、この道を一人で歩いてよく遊びに来ました。

 

いつも優しく遊んでくれた従姉。

 

 

彼女のことが大好き過ぎて、1年生の時彼女の名前のタイトルで作文を書いたくらい。

 

中学の時は音楽の教育実習に来てくれたから、私は嬉しくて自慢で仕方ありませんでした。

 

 

 

大人になっても変らず穏やかで優しい従姉。

 

従姉のことが大好きな旦那さん。

 

 

Tさんとはまたタイプが違うけど、いつも優しく自然体で楽しそう。

 

 

女姉妹で、子供の頃からお兄さんに憧れていた私は

 

この年になって、2人の頼れるお兄さんが出来たような気分照れ

 

 

 

 

 

 

 

お盆を過ぎると、信州の夜は涼しくて過ごしやすい。

 

 

秋の虫まで鳴き始めていて

 

寝苦しいどころか、とても快適に眠れます。

 

 

朝になるとミーンミーンと聞こえる蝉の声も

 

東京のジージーというクマゼミの声より2℃ほど涼しげ。

 

 

 

 

 

 

 

 

今回、後回しにしていた祖父の遺品の箱を開けて

 

Tさんと一緒にじっくり見ました。

 

 

いろんな貴重な物がたくさんありました。

 

 

ドラマでしか見たことないような、大きな日の丸に書かれた婦人会の寄せ書き

 

千人針のたすき 

 

軍隊手帳 

 

ボロボロの腕章

 

亡くなった時に個人を識別するための鉄製の認識票(ドック・タグ)

 

祖父が使っていた(と思われる)木のお箸

 

訃報を知らせる電報

 

家系図…

 

 

 

戦地から祖母に宛てた手紙には、まだ1歳の母と、お腹の中にいる叔母を思う言葉も綴られており

 

妻と幼い子供を残し、24歳という若さで散った祖父の無念さを思うと涙が出ました。

 

 

部隊の伍長だったという祖父の死を扱った当時の新聞記事もいくつかあり

 

祖父のおかげで80年以上経った今でも母が弔慰金を受け取ることが出来るのだと思うと

 

あらためて、このお金の重みとありがたさを感じました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前々回、帰り際に気付いた食器棚の上の収納スペースから出てきた大量のいろんなものもほとんど片付いて

 

今回は食器棚の扉と居間のカーペットをはずしてクリーンセンターに持って行きました。

 

 

「そろそろ終盤って感じですね。いつも遠くから大変ね。」

 

軽トラの荷台を見て、受付の女性がねぎらってくれました。

 

 

 

私も、ようやく終わりが見えてきたような気がします。

 

 

 

 

 

 

 

 

昨日、Tさんが帰ったあと、一人で作業をしていたら

 

「○○さーん!」と、私の旧姓を呼ぶ声が。

 

 

気のせい?と思いつつ出て行くと

 

小学校3年生の近所のTちゃんでした。

 

 

 

「あのね、渡したいものがあるから、ちょっとだけ待っててくれる?」

 

 

そう言うと家の方にダッシュして、すぐに戻ってきました。

 

 

この前会った時より日に焼けたTちゃんの手には、ビーズのネックレスが。

 

「私が作ったの。この前のお礼です。」

 

 

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私に…?

 

 

 

 

う…

 

う…

 

 

ウレスィ~!(TωT)

 

 

 

 

 

いつも帰省するときは、煤の汚れが目立たないように黒っぽいTシャツなので、さっそく付けてみました。

 

 

「長さも変えられるようにしてみたの。」

 

 

 

 

「ありがとう。嬉しい。大事にするね!」

 

 

と感激する私と両手でハイタッチして

 

スキップするように帰っていったTちゃん。

 

 

 

 

なんかもう、孫を愛でるおばーちゃんの気分…👵笑い泣き

 

 

 

 

 

 

 

 

 

実家の火事で、失ったものはたくさんあるけれど

 

 

得たものもまた、数え切れないくらいあると感じる今日このごろ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

すっかり枯れてしまった庭の紫陽花。

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でも、近付いてよく見ると、なんとも言えない味わい深い色をしています。

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満開の時期を過ぎて、アンティークカラーに染まる秋色あじさい。

 

 

この花を見ると、3年前のショパンコンクール二次予選結果発表のあと

 

思わず家を飛び出して、花屋さんで作ってもらったアレンジメントを思い出します。

 

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あの時から、ずっと好きな花。

 

 

 

 

一つ切って持ち帰ることにしました。

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信州の夏は短い。駅に着く頃、もう暗くなってました。

 

 

駅前の葡萄は、もうこんなに色づいてたよ。

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我が家へようこそ。

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あらためてこうしてみると、とっても綺麗。見事な秋色あじさい。

 

 

 

 

 

 

とってもお似合い。仲良くしてね。

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25日(日)に京都コンサートホールでスカラシップコンサートが開催されるロームミュージックファンデーションのXより

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それでは、また。

 

 

 

(^-^)ノ~~

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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