みなさんこんにちは、うましまです。
白石和彌監督がメガホンをとり、山田孝之さんを主演として迎え公開されました。
この作品は実際に起きた事件:上申書殺人事件を元に作られました。
出版社でジャーナリストとして働く藤井(山田孝之)はある日死刑が確定した須藤(ピエール瀧)からの手紙を受け取ります。実際に会うと須藤はまだ明かしていない事件についての告白と取材協力を藤井にお願いしました。
その内容は3件のとある事件には須藤自身の他に首謀者がいるというものでした。須藤が「先生」と呼ぶその首謀者である木村(リリーフランキー)の存在とその事件を知った藤井は上司からの取材中止を言い渡されるが、単独で調査を続けます。
その果てにはあまりに惨く、残忍な死とそれを追う藤井の変化が見られました。
この作品のタイトルである『凶悪』について、藤井が事件を調べることによって彼自身も悪に染まっていくことを僕は感じました。
事件にのめり込むうちに藤井は、残虐な行為をした須藤とそれを楽しむ木村に対する激しい怒りにより2人の死を強く思うことと、事件に集中することで自分の周りに関心を寄せず、家族を苦しい状況に追い込んでいく姿。
それは一人の男が自覚せずに悪に落ちていくように見えました。
僕自身は白石監督の作品は1年前に『日本で一番悪い奴ら』見て以来2作品目でしたが、見終わったあとに心に重りがのりかかったような気持ちになりました。とても疲れました。
実質初めての投稿ですごく幼稚な文章や見にくい形になりましたが今後も投稿していきたいと思うので次回もよろしくお願いします!
