世界遺産、熊野古道「小雲取越」にある「百軒ぐら」からの眺め
山の稜線のグラデュエーションがとても美しい
緑の風景の中でお地蔵様のよだれ掛けの赤がひときわ映えています。
平安時代から江戸時代に至る中世の頃、癒しとよみがえりの聖地として、
大勢の人々が訪れブームとなった熊野詣。
聖地巡礼の路の一つ、「小雲取越」は、
熊野詣熊野本宮大社、熊野速玉大社、熊野那智大社に参拝した後、
那智から再び本宮に戻るために利用された路です。
標高差が激しい「大雲取越」のコースに比べて、アップダウンは緩やかでした。
路にかたわらに佇むお地蔵様のよだれ掛けは、その一つ一つが綺麗で見ていて可愛い。
まさに路の癒しでした♪