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【エルムS】バーディ軽快!G1戦線へここは譲れん

あっという間に金曜日。

やっぱり、データ解析に追われる日々です。








【エルムS】バーディ軽快!G1戦線へここは譲れん
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<エルムS>三浦皇成を鞍上に札幌ダートコースで追い切ったバーディバーディ



 今週は3日間の変則開催。札幌では15日、月曜開催のダート重賞「エルムS」出走馬が最終追いを行い、バーディバーディが軽快な動きで好調をアピール。惜敗続きの実力馬が、1年3カ月ぶりの重賞Vを目指す。



 譲れない一戦へ、バーディバーディが臨戦態勢を整えた。札幌ダートコースでの最終追いは単走。1角から、まずはゆったりとしたペースで向正面へ。3角過ぎからペースアップして直線に向くと、馬体を沈ませてGOサインに応える。鞍上が手綱をしごくことはなかったが、自然と加速する形で駆け抜けた。



 「息も動きも先週の稽古より間違いなくいい。無理はしてないのに、軽く気合をつけたら、しまいもビシッと来たからね」と兼武助手。調教前は「もう少し迫力が欲しい」とあえて辛口に評価していたが、ひと追いごとに良化する愛馬に満足顔だ。



 3歳時にG3ユニコーンSを制して以来、白星から遠ざかっているが、その間の10戦は全て6着以内。G1舞台でも3度の3着がある。トランセンド、スマートファルコンなど、ダート界の頂点に君臨する馬に何度も食い下がってきた。兼武助手は「いい頃に比べると体の張りが少し足りない」と慎重に言葉を選ぶ一方で「地力があるのは間違いない。ここまで戦ってきたメンバーが違う」と経験と実績を強調する。



 現時点の収得賞金は2550万円。今回は登録頭数が少なく出走できたが、秋の重賞戦線では賞金不足は避けられない。同助手の「秋につながる競馬を」という願いは賞金確保が絶対条件。ランフォルセ、メダリアビートなど台頭する新興勢力を退け、再び大舞台へ。悲願のG1制覇のためにも譲れない戦いだ。



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