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今回は「十二運星」について
まとめてみたいと思います。
十二運星は、命式の赤枠部分です。↓
十二運星とは
十二運星は、命がお腹に宿ってから
天に還るまでの人生ストーリーを表現しており
「胎」「養」「長生」「沐浴」「冠帯」「建禄」
「帝旺」「衰」「病」「死」「墓」「絶」
の12種類から成りなっています。
十二運星は、その人の本質を示す「日干」と
各柱の「十二支」の関係から導かれます。
スマホの方は横にしてご覧ください。
「日干」と「地支」の相性を表すもので
「日干」が「地支」の環境下で、
どの位のエネルギーを発揮出来るかを
知ることが出来ます。
ちなみに、
命式の十二運の下に表示される数値は
十二運のエネルギーを示しています。
星ごとのエネルギーは次のようになります。
大きい数字だから良いとか
小さい数字だから悪いとか
ではなく、
その星が「大切にしたいもの」の
違いを読み解くことが出来るのです。
それぞれの十二運星の特徴
次に、十二運星が持つ特徴について
簡単にまとめたいと思います。
(詳細は追々別記事でまとめていきたいと思います)
胎(たい):胎児(のようなエネルギー)
お腹にいる時から守られるところから、
不思議と周囲の人々に好感を持たれ
守られることが多いです。
無防備に何事にも臆することなく
手を伸ばします。
仕事は一度に手を広げすぎず
1つずつカタチにすると安定します。
養(よう):赤ちゃん(のようなエネルギー)
赤ちゃんは甘え上手。
自然と周りから引き立てられて「素直」な表現をします。
ただそこにいてくれるだけで「愛おしく」
あなたの一言で周りが動いてくれるでしょう。
頼られた人も嬉しいはず。
感謝の気持ちや気遣いを
忘れないようにすると良い関係を築けます。
長生(ちょうせい):子供(長子)(のようなエネルギー)
長子のように生きていくうえで必要なものを
与えられたり意識します。
何かを調整しまとめる役回りを引き受けることも。
自尊心が高く、積極的に学び、
どんなことも習得していく本能が芽生えます。
周りに合わせすぎず
プライドを大切にすると物事が好転するでしょう。
沐浴(もくよく):思春期の少年少女(のようなエネルギー)
思春期は制限を解き放ちたい衝動に駆られます。
恋をしたり夢やロマンを追い求めたくなり
多感な感性を芸術などで表現する事もあるでしょう。
感じるままに素直に生きられる環境を
手に入れる事が大切。
周りの視線を気にせずに
自分に正直に生きてこそ魂が輝きます。
冠帯(かんたい):成人を迎えた青年(のようなエネルギー)
希望に満ち、新しい気持ちで
目標に向かってチャレンジしていく
若々しさや勢いがあります。
どんなことも恐れずチャレンジ。
失敗も糧にして前進することで磨かれます。
プライドが裏目に出る時は、
経験者の意見に耳を傾けると前進できるでしょう。
建禄(けんろく):安定感のある壮年(のようなエネルギー)
与えられた事を慎重丁寧にこなし
物事の良し悪しも的確に指摘できるようになり
社会にも認められ安定生活を送ります。
友好関係を築く努力も惜しまず
誠実で家庭的な人も多いでしょう。
心を緩めながら人と適切な距離を保てると
公私ともに安定するでしょう。
帝旺(ていおう):人生の頂点を勝ち取る人(のようなエネルギー)
お仕事なら出世して社会的地位を築き
プライベートでは豊かさを繁栄・拡大させる為
どんなことも強い意志で乗り越えます。
自分の理想のチームや組織を作る事も出来るので
独立や起業で才能を発揮するでしょう。
「失敗」はあなたを「魅力的」にしてくれます。
むしろ「失敗」の数だけ「大きな成功」に繋がるでしょう。
衰(すい):知識が詰まった賢者(のようなエネルギー)
沢山の知識・経験を積んで
貫禄も漂う老人は賢者そのもの。
保守的なところも堅実に最善を導くための智慧。
穏やかで多くは語らずともしっかり考え
「見極め力」があるのでとても頼りになります。
行き詰った場合は尊敬する人に意見を求めると
「納得」した上で解決に進むでしょう。
病(びょう):病人(のようなエネルギー)
体が思うようにならない時も思考は働くように
「目に見えない」感情や空想が磨かれます。
病人のように「静かに過ごす」と良いことが浮かぶでしょう。
相手の内側をキャッチしてあげることで
繊細な気遣いをすることが出来るでしょう。
浮かんだアイデアは「発信」することで
必要とする誰かに伝わります。
死(し):死人(のようなエネルギー)
死は人生の終わり。
「必ず迎えるもの」と言うところから
「見届けたい」「やり遂げたい」という想いもあります。
最後までブレずに諦めずに生きていますが
肉体を持たない魂は自由なので発想は柔軟です。
中途半端な人を許せなくなったら
神秘的なモノと繋がって心をフラットにすると良いでしょう。
墓(ぼ):お墓の中(のようなエネルギー)
お墓の中は誰もいなくて寂しいけれど集中しやすい環境。
周りからの影響も受けにくい場所であるところから
何かを追求していくと誰もが認める逸材になるでしょう。
とても「我慢強く」保守的ではあるけれど
慕ってくれる人には寛大です。
自分に厳しいので自己否定に傾き始めたら
先祖供養やお墓参りをすると心が落ち着き冷静になれるでしょう。
絶(ぜつ):あの世(のようなエネルギー)
あの世の魂は「無」であり「0(ゼロ)」
そこは時間もなく過去も未来もない世界。
何者にも囚われず今この瞬間にどんなことも出来ます。
直観力からの行動は光のようにスピーディ。
地に足がついていなくても天才的な才能を発揮します。
思ったことが現実化するのも早いので
楽しいことを空想できると不安も消えていくでしょう。
大切なのは、
「十二運星」を知るだけではなく
その特徴を活かせる「環境」を作る事で
「通変星」の才能を活かせる!
ということに気付くことです。
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