中山グランドジャンプを5年ぶりに観た。


最終障害であっ!と声が出た。


絶対に負けない!負けたくない!勝つ!!


という声が聞こえるレースをひさしぶりに観た気がして何だか懐かしい気持ちになった。


鞍上が付けたカメラ映像には、最終障害前に馬に語りかける言葉が入っている。


「辛いよな!頑張れ!」


相棒に送るエールはきっと自分にも言っている言葉。

最終障害は、こんなにキツいのかと、こんなに大変なのかと、ここに来るまでの苦労や努力がその言葉には込められていて、一緒に頑張ってきた相棒だけが言える言葉。


ゴール前でまた声が入る。


「頼む!頑張れ!!」


エコロデュエルはこの言葉を理解している。

言葉としてではなく、話し方や声の大きさ、トーン、力強さ、今までの二人の歴史から、行け!と言われたことを理解してゴールした。


ゴールしてくれた。


障害レースってやっぱり素晴らしい。

馬と人がガチっと当てはまって、お互いに励まし合って戦っている。


もっとたくさんの人に知ってほしいし、観てほしい。


太郎騎手は泣いていた。

観ている私たちも泣いていた。


おめでとう、エコロデュエル、太郎騎手。


皆んな泣きながら笑った。


見てた?マイコー、ゴールしたよ。