ともちゃん「初宮参り」 | 馬の会長日記

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「馬の会」の会長“のみ”の気まぐれ日記。
競馬はもちろん、前に住んでいた新潟のこと、
今住んでいる埼玉のこと、趣味の旅行に、
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その時思ったことを気ままに更新してま~す。

先日の4月20日(日)で、我が家の次男こと「ともちゃん」が4ヶ月目に入りました~♪

おかげ様でスクスク育ってくれて、長男の時と比べてもズッシリポッチャリ系。
こちらも確実に歳をとってるので、長時間抱っこはすでにキツくなってきているほど・・・

長男の時は「早く首がすわるといいなぁ」「早く寝がりしないかなぁ」
「早くしゃべれないかなぁ」「早く立つといいなぁ」なんて思ってましたが、

次男の時はもうちょっとこんなカワイイ姿をゆっくりと見ていたいって思っちゃってます。

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そんなともちゃんですが、その4ヶ月目に入った日はちょうど「大安」だったんですよ。

そして、その日に「初宮参り」に行く事にしましたぁ。

もちろんお参りしたのは近所の武蔵国一宮「大宮氷川神社」。
長男も使った鷹が描かれた黒羽二重の紋付をはおって。

本来なら「初宮参り」は産まれて無事1ヶ月をむかえたことを産土神さまにご報告するという意味があり、
男の子は生後31~32日目、女の子は32~33日目に行われるというのが一般的みたいです。

でも、1ヶ月ほどの赤ちゃんを真冬の神社に連れて行くのはかわいそう・・・
特に今年は大雪も降ったりしたので、もう少しあたたかくなってからにしようと思っていました。

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実際、真夏に生まれた長男の「初宮参り」も涼しくなってきた10月でしたから。

でも、いざ神社に行ってみると同じ考えの家も多かったみたいで、似たような月例の子がたくさん。
むしろ、1ヶ月程度の子なんてほとんど見当たりませんでしたよ。

春になって「大安」の日が重なった週末。

やっぱりみんなこの日を待っていたんですね。
「初宮参り」どころか、「結婚式」や「結納」など沢山のお祝い事をしに
ここに集まってきたって感じで、境内は「めでたい空気」で充満していますよ。

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ご祈祷は境内に入って右側にある建物で申込むのですが、
お正月など特別の催時の時以外は、毎日9~16時まで2~30分間隔で行われているので予約は無用です。

外にある記帳台に置かれた申込書に必要事項を書くのですが、ご祈祷の種類で用紙が違うので要注意。

初穂料は、5千円、7千円、1万円、3万円以上、という4つに分かれていて
何かとないがしろにされがちな次男なので、神社は違えど長男の時と同じ金額にしたかったのですが、
長男の時の記事を読み返してもその事が書いていなくて、いくらにしたらいいのか?

そう悩んでいたところ、その辺はしっかりとお婆ちゃんが覚えていましたよ。

ちゃんと祝儀袋に名前を書いて「1万円」初穂料を納めました。

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申込みをした建物の脇にある御祈祷待合所で名前が呼ばれるまで待つのですが、
昨年建て直された新しい建物なので、歴史の重みを感じるというよりは
キレイ過ぎてまるでセレモニーホールの様でしたよ。

そして、いよいよご祈祷の時間。

ご祈祷の最中は写真&ビデオ撮影はNGなので、その前にパシャリ☆

空いていれば一人一人しっかりとお祓いを受けられるのですが、
この日は全員頭を下げていっぺんにやるコースでした。

ご祈祷中は静かで神聖な感じがあるものだと思っていたのですが、
やっぱり「初宮参り」の赤ちゃんの泣き声で大合唱。

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まあそれはしょうが無いですが、一番賑やかだったのはそれをあやすお婆ちゃんの声ですよ。
まるで宴会場の様なザワつきぶりでした。

一方、我が家の次男は基本的に抱っこされれば大人しく寝る性格なので泣きはしませんでしたが、
あまりにも気持ち良かったのか、な、なんと!

『ブリブリブリリ~ッ!?』と豪快な音を立ててくれちゃいました!!

あちゃ~ 神様にご報告の最中にウ●チをしちゃうとは~!
あいにくザワついているので、その音は周りに感づかれませんでしたが、
オムツが気持ち悪くて泣きだすのも時間の問題だぞ~

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と、思っていたら「玉櫛」をささげる儀式は、まるで卒業式のように皆の代表者が務めました。
いきなり名前を呼ばれたにしてはその代表者も驚かずしっかりとやっていたので、
きっと事前にリハーサルがあったんでしょうね。

そして、新潟の「白山神社」にはあった巫女さんの舞いとかも行わず、
わりとあっさりと終わってしまいました。

神社によってそのやり方は違うというのもあるでしょうけど、
やっぱり毎年10万人超もの初詣客も来るという大きな神社だけあって
週末の大安の日なんか一人一人丁寧には出来ないんでしょうね。

逆に今回は早く終わってくれて助かったかも・・・

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ちょこっとだけハプニングもありましたが、無事に産土神さまにご報告もできました。
きっとこれだけ多くの赤ちゃんがいた中で、神様も印象に残ったかと思います。

で、一度家に帰って楽な格好に着替え、次はお祝いの席をもうけました。

予約時に出来るだけ神社から近いお店を探したのですが、
やはり日がいいのでいい時間帯はなかなか空いているお店がありません。

そこで、ちょっと遅くであれば個室が空いていると言ってくれた
「NACK5スタジアム」のすぐ近くにある「大村庵」にしました。

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J1リーグのアウェイに遠征するサポーターの方にも御用達の老舗のお蕎麦屋さんですが、
さすが「氷川神社」お膝元だけあって、こういったお祝いの席にも対応していたんですね。

お店に入った時はちょうど入れ替えの時間帯で、かなりのお祝いのお客さんで大混雑していましたが、
予約していた個室に入ったら6人で静かにお祝いが出来ました。

「大村庵」の会席料理は5,000円、7,500円、1,000円のコースがあり、
大人たちは真ん中の「7,500円」にしましたが、これが見た豪華な真鯛の尾頭ののった刺身の舟盛りを筆頭に・・・

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季節の先付に始まり、茶碗蒸し、もずく酢、お椀ものには里芋や鶏つくねの煮物、
霜降りでやわらかくブ厚い牛肉を鉄板で焼き、揚げ物には大好きなたらの芽などの天婦羅、
お祝い膳らしく赤飯と蛤のお吸い物、そして当然お蕎麦屋なのでざる蕎麦も出ました。

新潟の「へぎ蕎麦」の様なツルツルコシのある蕎麦で馴染みの味。
不揃いに切られているのが、また手作りならではの食感でいい感じです。

そして最後には旬の果実でシメ。

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ほんと蕎麦屋の懐石とは思えないほどしっかりしたメニューで、しかもボリュームも充分過ぎるほどで大満足。

さすがにお婆ちゃんは食べきれずにお持ち帰りになってしまいましたが、
その対応もちゃんとお店がしてくれて、電車で持って帰ってもいいように手提げ紙袋も用意してくれましたよ。

実際、比較的大食いのボクもかなりお腹いっぱい!

というのも、その懐石だけでも満足なのに、長男はこのお子様膳(1,000円)を
ほとんどと言っていいほど食べてくれず、それも相方と二人で食べたから・・・

ポッチャリ系の息子に対して昔から食が細い長男。
身長は100㎝超と高い方なのに、体重は13kgちょっとヒョロヒョロで心配になるほど。

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実はお婆ちゃんことボクの実母の話しによると、今では信じられないほどこのボクも小食で、
しかもヒョロヒョロだったらしい・・・

まあ、食べないのがもうお腹いっぱいだからって言うのならそれは心配無いけれど、
長男の場合は『遊びたくてしょうがない』『食べるのが飽きた』っていう感じにも見えるから問題だ。

今日も朝から主役は次男。
それをわかっている長男は、ツマらなくてしょうがない。

朝には家族そろって長男の時と同じようにスタジオで写真を撮ったのですが、
普通は主役の赤ちゃんが、「泣かずに、寝ずにカメラを向くか?」なんてところで苦労するのですが、
我が家の場合、長男の変顔、オフザケ、終いには『帰りたい』発言で大苦戦。

神社でもワガママ言って家族で撮った写真には泣いている長男が写っている。

そしてこのお祝いの席ではテーブルの下でこのあり様です・・・

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これってどうやら家族に対してだからそうアマえているところがあるみたい。

実は幼稚園では、もうすでに1年間早く幼稚園に通っている事もあって、
新入園生に対してあれやこれやとお節介・・・いや、面倒をみてくれているそうですよ。

先生の言う事を先頭に立って実行し、出来ない子には注意したり・・・
家で自分が言われている様なことも。

そこで英語の幼稚園の先生には『リトルボス』と呼ばれちゃっているんですよ。

外ではしっかりと出来ているなら、ともちゃんのお兄ちゃんとしても、
しっかりとしたリーダーシップを発揮してくれる事を願ってますよ、お兄ちゃん!

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って、主役は次男だったのに長男のたっちゃんの話になってしまいましたが、
ここ「大村庵」に尾頭付きの鯛が付いた「お食い初め膳」(3,000円)もあるので
この日で90日を迎えたともちゃんは、せっかくなので「お食い初め」もやっちゃいました。

「歯がための石」までお店が用意してくれるですよ。

「お食い初め」とは、子どもが一生、食べ物に困らないように願って生後100日辺りに、
「養い親」が箸をとり赤ちゃんに食べ物を食べさせるマネをする儀式。

「養い親」は男の子なら男性、女の子なら女性で、祖父母や親戚の中での最年長者が行い、
まず丈夫な歯になりますようにと箸を小石に触れてその箸をあかちゃんの歯茎に当て、
次に飯、汁、飯、魚、飯の順に三回食べさせるマネをするんです。

長男の「お食い初め」はボクがやりましたが、今回はお爺ちゃんの登場です。

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この「お食い初め」では積極的に口をあけていた長男に対し、
なんか違和感を感じてか?次男は終始不機嫌そうにしていました。

はたして次男は長男の様にあまり食べない性格なのか? それともこのままポッチャリ系でいくのか?
どうなる事でしょう。

まあ、たくさん食べても、すぐお腹いっぱいになっても、一生食べるモノに困らず、
そしてなんでも美味しく食べられる様な健康な身体でいてくれればいいです。

いや、男子だったら自分だけでなく、家族も食べる物に困らないように努めていかねばなりませんね。

神様、たっちゃんもともちゃんもぜひ頼もしい『ビッグボス』になれるようお願いいたします。

「大村庵」

埼玉県さいたま市大宮区高鼻町2-281
電話:048-644-2480
営業時間:11時~21時半